「Kanon」第20話

祐一とあゆが激しくラブラブです。こういった平凡な恋人描写がワリと下手なアニメが多い気がするんだけど、これは甘ったるさが丁寧に表現されてるなあ。あゆのお風呂シーンの唇が色っぽいです。大人の階段上りはじめました。ただ、京アニ版の祐一は、さらに等身が上がったので、あゆとイチャイチャする姿は、北川でなくとも、犯罪チックに見える（笑）。そんな2人の些細な変化を見逃さない水瀬母娘の洞察力は凄い。今どき嫉妬する素振りすら見せない名雪の平常さが逆に怖くて堪りません。あゆの学校を見に行く約束をする2人。しかし、その場所には切り倒された大木の跡があるだけ。それを見たあゆは全てを思い出し、何かに駆り立てられるように、ある物を掘り出そうとする。楽しいこと、哀しいこと、全てが詰まった場所に、祐一と2人で行く事が、あゆが記憶を取り戻す鍵だったんでしょうな。今まで学校に通ってると思い込んでた昼の時間は、あゆが本来居るべき場所（肉体）に無意識のうちに戻っていて、記憶も捏造していたと言うことだろうか？