MOON PHASE 雑記

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「ロケットガール」第1話

WOWOW仙台エリと言ったら、もちろん「南海奇皇ネオランガ)」だよね。
1994年からドラゴンマガジンにて連載、2001年のSF大会では、アニメのパイロット映像が上映されるも企画凍結、それから更に6年の歳月を経て、ようやくTVアニメ化が実現。昨今、「プラネテス」「ふたつのスピカ」「MOONLIGHT MILE」「ストラトス・フォー」など、続々とアニメになってる宇宙進出モノの先駆け的な作品であるにも関わらず、アニメ版は、結果的に2匹目のドジョウを狙った形になってしまったのは残念だ。余談だけど、連載当時のドラゴンマガジンは、現在も所有してます。と言うか、1991年以降のドラゴンマガジンのバックナンバーは、全部保管してあるだけなのですけど…。古い作品なので、さすがに原作のディティールは忘れかけてるんだけど、アニメ版の第1話は、ほぼ原作通りだったと思う。ちょうど第1章を消化した所かな?とても地味な滑り出しではあるんですが、物語のテンポの良さと、キャラクターの駆け引きの面白さで上手く引っ張って行けてる感じ。あと、宇宙開発に関する技術的な描写が、女子高生が主人公という路線に似合わず、リアル志向なのも良いね。ただ、人物の作画はそこそこ良いのに、CGの方が荒削りなのが惜しい。徐々に馴染んでくれる事に期待。オープニングとエンディングを削ってこのペースだと、1クール全12話では原作1巻だけで終わってしまいそうだけど、それだと茜の出番が無いし、話も中途半端なので、原作2巻までやるんでしょうな。