MOON PHASE 雑記

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「シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド」第13話

2007年春期のネタアニメを先頭で引っ張り続けた本作も遂に最終回です。究極心剣を重ねるんだ!で、始まって数分でほぼ無抵抗のまま滅ぼされるラスボス弱っ!それでも神器かよ。キルレインは魂だけの存在になりすっかり浄化されて良い人に。セレスティアと共に眠りに付くという選択は、ある意味、シスコン冥利に尽きるというやつではないか。3つの心剣を鍵穴挿すことで封印が完了するって、もの凄く取って付けたような設定だな。エルファーレンを倒すときもそうだけど、全て3人いることが前提になってるのが、そもそも無理があるような気が。そしてお別れへ。トライハルトとヒルダは残留。おそらく光風館に置きっぱなしだったのをいつの間にか持ってきたと思われるジャージ+ブルマ姿で畑仕事に吹いた。てっきりゼクティと残るのかと思ったキリヤはエルデに帰還。帰るつもりなんて端から無さそうだった我らがソウマ様は、マオの泣き顔を見てドタキャン!さすがだぜ。キリヤが聖杯だったとか関係なしに、マオとのフラグが復活してラブラブ・ヴァイスリッターの戦いはこれからだぜ!エンドですよ。もうおなか一杯ご馳走様です。最初にソウマと会ったのがマオだし、一緒にいることの出来ないゼロとの対比という形になってるので、きれいな着地点ではあるんだけどね。しかし、これってキリヤ視点で見たら、いわゆるハッピーエンドじゃなくて、キリヤ自身は誰とも結ばれずゼクティとも離別したノーマルエンド扱いだろう。とにかく、単なる原作ゲームのダイジェストに見えた序盤から、スタッフが吹っ切れたかのような突っ込みどころ満載の後半まで実に楽しめました。