MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜」第1話

原作プレイ済み。はやみの、はやみによる、はやみのための、通称はやみゲー。「√after and another」は未プレイ。原作では登場人物たちの言動に幼稚さが残ってたし、授業に算数があったり、どう考えても小学生設定だったんだけど、アニメ版は中学生に変えられてるんだ。アバンではやみがグーパンチされてたのはさすがに引くな。テキストだけだった部分が実際に映像化されると余計に胃がキリキリしてくるよ。はやみがイジメられてる理由は、「ひぐらしのなく頃に」の北条家とでも言えばわかりやすいだろうか?はやみに対するイジメを見て見ぬふりしてるひなたにしても、村長の娘なので園崎家の立場に近いし。はやみ自身に原因があるわけではなく、いわゆる“村八分”なので、クラスメイトに限らず教師や大人たち、村全体での制裁行為だから根は深い。原作でも、都会に逃げたり権力で押さえたりするだけで、すっきり解決するルートはないしねえ…。日常パートでのギャグ要員とシリアスパートでの嫌悪キャラの両方を担ってるゆいの存在など、ほのぼのコメディと陰惨な空気が同居する居心地の悪さは良くも悪くも『枕』と言うか『ケロQ』の作風が顕著に出てる作品だ。オープニングとエンディングで“風車”を強調してたので、はやみルートベースで、ひなたとの和解はするかな?はやみと琢磨のイチャイチャや、ゆいとの和解が描かれてるアフターストーリーが無いと後味が悪すぎるので、アニメ版でも何とかその辺りまで汲んで欲しいところ。とにかく、最後にはやみが幸せになってくれれば良い。琢磨は、音羽に抱きつかれたり、はやみの胸を触ったり、ひなたを杖で辱めちゃったりパンツ越しにク○ニしたり、ラッキースケベにも程があるぞ。これで目が見えないことを心底悔しがってる描写があれば完璧だったんだが(笑)。しかし、琢磨が1話で開眼したのには驚いた。いくらなんでも早すぎるだろ!盲目設定の必要性が…。やっぱり、このまま琢磨がはやみの味方をすると琢磨もイジメの対象になってしまうので、障害者への虐待は倫理的にヤバすぎるので避けた?それとも、音羽の言葉通り時間限定?まあ、部落問題を扱ってるだけでも十分放送禁止になりそうなのに、障害者団体にまでケンカを売ったら、マジで打ち切りになりそうだが。目が見えるようになるタイミングは、もっとクライマックス的なシーンにして欲しかったなあ。OP/EDテーマは凄く良いな。提供バックの実写馬『音羽音頭』死霊の盆踊りは内輪ネタすぎるよね。なにげに音羽の正体ネタバレだったりもするけど。