MOON PHASE 雑記

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「シゴフミ」第2話

OPお披露目。どこを切ってもアリプロでした。これを第1話で見せられていれば、あれほどのサプライズ効果はなかっただろうね。フミカ以外の配達人も登場するようだ。フミカと交錯した黒髪少女は、配達人になる前(生前?)のフミカ?明日奈が翔太の夢を自分と照らし合わせて劣等感を抱いていたこと、明日奈が父親を殺した理由、翔太からシゴフミを受け取った明日奈が、翔太の気持ちを確かめるため、やり残されたロケット打ち上げの引き継ぐこと、そして明日奈が死んで妹にシゴフミが届く死の連鎖。大体、前回予想した通りの真相だったので拍子抜けというか、いささか短絡的な結末だったなあ。明日奈は外道親父に違法な未成年エロモデルを強要されていたらしい。もっとエグいのを想像していただけに、ちょっと肩すかしだったよ。まあ、カメラのレンズが伸びるのは男性器の勃起、いつも見ていたのは天井で悪夢と言うのは人形のように正常位のまま犯され続けた後の放心状態の暗喩だとしたら、本番行為も強要させられていたと考えるのが妥当だろうが。しかし、学校でも噂になってるぐらいなのに、親父殺しの時はその事に警察は気づいてなかったのか??残された人たちにお節介を焼く「しにがみのバラッド。」や、人を呪わば穴二つ、恨まれるようなことをした人には地獄送りが待ってる「地獄少女」と違って、その手紙の内容が原因で、むしろ事態を悪化させたようにしか見えない「シゴフミ」は、後味の悪さばかりが目立ってしまう。悪夢に囚われていた明日奈の心の解放という意味では、そこに救いがあっただろうし、捉え方によってはハッピーエンドと言えなくもないんだけど…。妹を助けたい気持ちが先立ってたから衝動的に翔太を殺してしまったのだとしても、翔太のシゴフミを受け取ってからの明日奈の葛藤が描写不足、若手警官の暴走で撃ち殺される展開には無理矢理感が否めなかった。妹に届けられた明日奈のシゴフミの内容は、視聴者の想像に任せる形にされたけど、明日奈の気持ちを完全に汲み取るには少々足りてない感じ。次回からは、しばらく1話完結エピソードになるようで。