MOON PHASE 雑記

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「マクロスF」第4話

巨乳ゼントランがマイクローン化でヤック萌えキャラロリっ娘化。それは、ダブルヒロイン…2人構えで盤石だと思われたヒロインの座が、いとも容易く奪われる瞬間であった(笑)。ミハエルは、クラン・クランの事を遺伝子が不器用なんだと表現してたけど、幼女化して見た目に合わせて精神年齢も下がってるのは、ある意味器用なのでは?ミス・マクロスコンテストに挑戦して順調に予選を勝ち上がるランカと、先輩にはしごかれ、思わぬ実践での無謀を叩かれ、父親との邂逅で過去を思い出し苦渋の顔を見せるアルト。しかし、世の中そんなに甘くはなく落選してしまったランカと、新人としての洗礼を受けるも、センスを買われて合格するアルト。経過と結果が逆転するまでの話の持って行き方が巧くて感心させられる。コミック版では、アルトはラストに間に合うんだけど、結局間に合わず、『娘々』で2人に会話させたアニメ版の方が関係を進める意味でも丁寧だ。流れ的には、初代のオマージュには違いないんだろうけど、ランカを落とすことでアルトとの距離を縮めるあたりの心理描写はソツがなくて良いね。キューンキューン キューンキューン♪と、伝説の歌ことミンメイのデビュー曲『私の彼はパイロット』を元気に飛び跳ねて熱唱するランカのライブと、アルトの模擬戦がクロスオーバーして盛り上がっていくマクロスらしい演出も冴えてる。マクロスのVFは、いかに最新鋭の可変戦闘機であっても、GNなんとかみたいな反則防御システムはなく、敵の攻撃に対して脆い部分があるので、それだけでも戦闘シーンの緊張感が格段に違うかな?でも、流れをぶった切ると言うか、高揚感を悪い意味でクールダウンしてくれる歌舞伎カットインはどうかと思うが(笑)。ランカがバジュラと人類の初遭遇戦での生き残りであると言う事実と、バジュラがランカの歌(感情?)に反応してるのは何か関係があると見て間違いないか。そもそも、最初からランカを求めて来たのかもしれないけど。あと、キャシーがレオンと恋仲なのは、何らかの意図があって、政府の中枢に潜り込んで探る為の演技っぽいなあ。次回は、シェリルさん再び。迫り来る追っかけから、宇宙的アイドルと一緒に学園内を逃げ回るお約束エピソード。あと2話で、ようやくコミック版の内容に追い付きます。