MOON PHASE 雑記

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「マクロスF」第6話

『バイバイ・シェリル』と言うサブタイトルに反して、フロンティアを離れ、戦場へと飛び立っていくのはシェリルではなくアルトだった。『ダイアモンド クレバス』を歌うシェリルのライブに合わせてマクロス・クォーターが発進、そのまま二番の歌詞でエンディングに雪崩れ込む演出は、まるで最終決戦に赴くクライマックスのような盛り上がりだ。シェリルが拘っていたイヤリングは母親の形見。嫌いだったけど自分の帰る場所はギャラクシーだからと幸運のお守りを貸すシェリルと、空のない移民船は嫌いだけどパイロットだから戦うことを避けたりはしないアルト。シェリルがイヤリングをアルトに預けたのは、アルトに生きて帰って欲しいと言う願いと同時に、立場の違いから容易に会えない2人が、再び会う理由を作る為の口実でもあるんだろうね。アルトとシェリルの関係に思い悩み、シェリルのさよならライブに出遅れたランカの姿は、恋愛の駆け引きにも出遅れた事への隠喩になってるようにも見える。アルトがシェリルとデートしたことをランカに隠した事は、それが嘘だと知ってるランカにとっても、今後ランカと接するアルトにとっても痛いな。悩み抜いた末、ランカをアイドルの道に進むことを認めたオズマの真意は、平和が長く続かないことを知っていた上で、最初で最後のワガママを許した形に近い為、激しく死亡フラグを立てた感が。キャシーがマクロス・クォーターに配属されたのは、単に損な役を押し付けられただけではなく、何かしら別の意図があると見た方が良い?ところで、マクロス・クォーターはいかにも人型変形しそうなデザインだけど、マクロス・クォーターの強攻型がオープニングのラストカットに登場してる機体?それとも、もっと別の戦艦が出てくる?今回でコミック版の内容に追い付いたので、次回からは予備知識ゼロになって展開が完全に読めなくなるから、待ち遠しさが増します。アルトが命の選択を迫られると言うぐらいだから、どちらかを助けるとどちらかが死ぬ、二兎追うものは〜的な状況に追い込まれるんだろうか?