MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「とある魔術の禁書目録」第1話

原作は5巻ぐらいで投げ出してしまいました。くどい言い回しと設定ばかりの地の文が無くなってスッキリしたコミック版は良い感じなので読んでます。しかし、ビリビリ中学生を主人公にしたスピンオフ作品「とある科学の超電磁砲」が一番面白いと思ってるのは秘密。作り的に、やっぱり制作サイドもシャナの後釜を意識してるのかな?それにしても、OPで破格の扱いされてる姫神に涙。2巻のキャラは、もし当麻がインデックスを助けられなかったら?と言うコンセプトで作られただけに、怪しい塾で監禁凌辱され続けた挙げ句、大した活躍もせずにフェードアウトさせられる不遇な裏ヒロインだったし、てっきりアニメ版での扱いも…と思ってただけにね。良くも悪くも設定ありきなラノベらしいラノベの宿命だと割り切るしかないのかもしれませんが、どんなに膨大でも、地の文で説明してしまえばキャラ同士の会話を阻害することなく済んでしまう原作に対して、どうしてもアニメでは、世界観の設定やキャラの立ち位置をモノローグや会話に盛り込むことになるので、不自然さが出てしまってる。そのワリに、魔法に対する認識については、当麻とインデックスのやり取りで事細かに明かしてるにも関わらず、超能力については、レベル0だのレベル5だの能力開発学園都市だの一般常識だから知ってて当然とばかりにスルーしてるので困りもの。魔術と科学・超能力との表現に明確な差別化が出来れば見応えある作品に化けそうなんだけど。異能の力ならば神の奇跡でさえ打ち消せる、再弱にして最強の無効化能力者ってのは、燃えるシチュエーションではあるので、その右手の力でどんどんヒロインを剥いてくれる当麻さんの活躍に期待。……あれ?