MOON PHASE 雑記

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「とらドラ!」第1話

原作既読。父親譲りの目つきの悪さ故に、周囲から誤解され続けている主人公・竜児が、人形のように小柄で可憐で、だけど、とんでもなく凶暴で手乗りタイガーの愛称で恐れられているヒロイン・大河のドジで、まるおに渡すはずだったラブレター(の封筒だけ)を受け取ってしまったことで奇妙な関係が始まるラブコメ。主人公とヒロインがお互い別に好きな人がいると言うのは、少女マンガ的な人物相関図になるかな?原作はライトタッチな三角関係ものから一転して、ドロドロの修羅場に突入してるし、ようやく大河の心がまるおから竜児に移り変わったばかりなので、アニメ版はよほどうまくまとめないと失敗濃厚なんだよなあ。そもそも、原作をなぞる展開でクリスマス辺りまでやったら、後味が悪いだけで終わってしまうよ。完結してる「わたしたちの田村くん」をアニメ化しておけば良かったのにと言われまくる終わり方にならなければ良いが…。版権絵の第一印象で感じた不安は杞憂でした。竜児にしろ、大河にしろ、ちゃんと目つきが悪く見えるように描かれてるのは好印象。インコちゃんは忠実すぎる(笑)。目つきがすごく悪いと言うキャラ設定なのに、アニメ化されると、見た目重視で普通の表情に変えられてしまうパターンがありがちなので。闇討ち大河は、ラノベの文章で読むとキャラ付けの様式美としてすんなり受け入れられるんだけど、映像として動いてるのを見ると、ヤバすぎて普通なら二度と相手したくないキャラに映ってしまうね。