MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「とらドラ!」第2話

もの凄い駆け足展開。2話で原作1巻のエピソードを消化してしまった。アニメ版はここまでをプロローグという位置付けで割り切った?これが、ただ尺不足という理由で削ったのだとしたら評価できないんだけど、今後のことを睨んでいるのなら大胆ながらよく練られた構成かも。前回、関わったらヤバイとしか思えない大河の奇行を見せておきながら、いつの間にか大河は竜児の家に入り浸ってたりする。竜児が大河を見守ってやりたい存在だと思うまでの経緯、大河が竜児といるのを居心地が良いと感じるまでの経緯、どちらも肝心な部分をじっくり描いてないので、いつの間にそんな関係に!?と戸惑いを覚えてしまう。でも、主人公たちの心情を意図的に端折ることで、竜児と大河が一緒に登校したり、竜児の家から出てきた大河を目撃したりで、2人の仲を勘違いしてしまったクラスメイトたちの視点と視聴者が近しい立場になるので、北村への告白からのくだりで、自分でも何を言ってるのかわからなくなるぐらい一杯一杯の大河が竜児のことを語ってるシーンが際立つね。北村は色々悟りすぎだろと思わなくもないが、原作を知ってるとこの時点で北村には別の想い人がいることがわかるので、大河の決死の告白に対して、良いお友達になれると実質振った理由も今なら納得。この辺りがアニメ版で語られるのはまだまだ先だろうけど。そういえば、大河と北村の間に1年前に何があったのかも明かされなかったし、大河が北村に惹かれた理由も後回しになってるな。これで早くも竜児×大河が鉄板かと思いきや、今回、親と不仲の大河の家庭事情がさらりと語られてたけど、大河の竜児に対する感情は父親の代わりのようなものだし、竜児はみのりんにまだ何のアプローチもして無くて、大河への気持ちは保護欲みたいなものだから、決め付けるのはまだ早い。とりあえず大河の告白が済んだので、次回はみのりんのターン。ばかちーの出番はまだか?