MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「WHITE ALBUM」第4話

携帯電話が普及してない時代設定を活かした、すれ違いの連鎖から始まるドラマがある。まあ、現実的な話をしてしまうと、遅刻や待ち合わせ場所の間違いなどによる行き違いが当たり前の時代だったはずなので、万が一会えなかった場合を想定して二重三重の予防策を取っておくものなんだけどね。一度も遅刻をしたことが無いという由綺を信じるのも良いけど、たった1時間程度も待てずに、マナにちょっかいを出した挙げ句、別の場所に移動してしまう冬弥の主体性のなさは酷すぎ。まあ、元凶は、とんでもない時間に電話をしてきて、時間変更だけではなく、場所変更を要求した理奈なんだけどさ。マナは前回、家庭教師の件で冬弥を知ってるから、全部知った上で冬弥を振り回してたようだ。由綺の事も知ってるはずだから、アイドルとしての由綺と付き合ってることをウソだと思って笑ったのではなく、彼女が由綺だと自慢げに語る冬弥の滑稽さに爆笑してたんだろう。ついでに、学校をさぼる気満々だったから、冬弥に付き合った方が面白いと考えたのかな?今回、マナが細かい動きをしていて目を惹かれたけど、あれは吉成鋼担当か?理奈の好意を感じて、自意識過剰モテ期到来で舞い上がるかと思いきや、由綺一筋の冬弥は、すれ違いの後にようやく由綺と出会えた。でも、理奈が自分に気があるのかと思った冬弥の思考も、一概に否定は出来ないんだよなあ。由綺の彼氏に興味があるとか、ただそれだけの感情で動いてるとは思えない。そんなに『女神』ポエムが気に入ったのか?ガラスの喉発言で、アイドル引退&普通の女の子になって冬弥とくっつくフラグが立った?それから、由綺はCDデビューの話が嬉しい反面、冬弥との時間が減ることを考えて、すれ違いから不安になって、ふとしたきっかけでこの関係が壊れてしまうのではないかと焦る気持ちから、揺るがない確かなものが欲しくて冬弥に抱かれる決心をしたんだな。しかし、おそらく初体験前で緊張してる冬弥と、長いシャワー、鳴りやまない電話、そして次回予告と、未遂で終わりそうな要素が揃いすぎてる。電話を切る間際の由綺の反応から状況を感じ取った弥生さんが、既に由綺のマンションの近くまで来ていて、もう一度電話してきたのが最後のシーンで、次回は、弥生さんが部屋にやってきて寸止めに終わりそうだ。