MOON PHASE 雑記

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「ティアーズ・トゥ・ティアラ」第1話『魔王復活』

Leaf/アクアプラスのファンタジーSLG+AVGが、TVアニメ版「うたわれるもの」スタッフの手でTVアニメ化。PS3版は未プレイなので、PC版とストーリーの差異がどの程度あるのかはわからないんですが、キャラクターデザインこそPS3版準拠だけど、ストーリーはPC版とほぼ同じですね。自らの野望のために魔王の復活を企み、復活のための生贄として、宣託の巫女ことリアンノンを捕らえるため、ゲール族の村を襲うドルウク。野望を阻止するため、リアンノンは自らの運命を受け入れ命を絶とうとするも、ゲール族の子供たちが人質にされて、止むを得ず真の名をドルウクに捧げて傀儡状態になって連れ去られる。異変に気付いたアルサルは、ゲール族の一の戦士としてリアンノン救出へと向かう。仲間に助けられながらもリアンノンのところに何とかたどり着いたアルサルだったが、既に儀式は終わり、リアンノンの身体は、魔王に捧げられる目前だった。…と言うところまでが第1話。映像のクオリティは、凡庸な表現だけど、まるで映画を見ているかのよう。こだわってるらしいBGMの使い方といい、臨場感たっぷりで迫力のあるアクションシーンの凝った空間の使い方など、大きなスクリーンで上映しても遜色のない素晴らしい出来。目がキラキラしていて少し違和感のあったアニメ版のキャラクターデザインも、やはり動いてるのを見ると印象が変わるな。ケレン味たっぷりに描かれてるアロウン復活シーンだけど、封印されてた棺から出てきた直後は、なぜかヌメヌメドロドロで光り輝く触手モンスターだった(笑)。そのまま、ドルウクに操られてレイプ目状態のリアンノンを取り込んで触手プレイをしてくれるのかと一瞬期待してしまったぜ。アロウン復活の時に解き放たれた光が天を突いたのは、原作プレイ済みでアロウンの正体を知ってると細かい伏線だなあと感心した。まだ本編未登場のアロウンの嫁たち勢揃いで、壮大な物語を想起させるオープニングは、驚くほどのものではないものの、無難な仕上がり。