「はなまる幼稚園」第1話

子供が好きです！※ロリペドな意味ではなく。「ハガレン」「ガンダム00」の水島精二監督、「灼眼のシャナ」の大塚舞、GAINAXによる最新作は、ヤングガンガンにて連載中、勇人原作の漫画をTVアニメ化。原作既読。まだまだ50人に1人ぐらいの割合で珍しい幼稚園の保父になった土田先生ことつっちーを、今回の出来事をきっかけに大好きになった杏を中心に、園児たちと同僚の先生や、園児の父兄たちとの交流を描くほのぼの癒し系幼稚園ストーリー。…のはずなんだけど、時系列通りに再構成するのはアニメとして正しいとはいえ、つっちーと桜先輩の馴れ初めは原作通りなんだけど、もう少し園児や他の先生たちと仲良くなってから語ってくれた方が良かったなあ。と言うのも、「おくさまは女子高生」すぎる桜先輩の設定が強烈すぎて、園児がメインのはずなのに、そちらのエピソードが霞んでしまうから。卒業間近の教え子を孕ませた美術教師が海外赴任で高飛びとか、どう考えても確信犯だろ！何という鬼畜犯罪者教師（笑）。あと、杏の木登りの時に、柊の（変な）アシストが見られなかったので少し物足りなく感じたな。杏→つっちー、雛菊→つっちー、さつき→つっちー、つっちー→山本先生。妹と園児2人から好かれるつっちーだけど、当の本人は山本先生一筋。だけど、山本先生は、エロゲ主人公並みに超鈍感設定と言う。保育士と園児のカップルと言えば、すでに10年近くも前に、主人公とアイコが年の差14歳でくっつくハッピーエンドで終わった「ひまわり幼稚園物語あいこでしょ！」と言う、舞台設定も人間関係も「はなまる幼稚園」と酷似してる、幼稚園ラブコメの名作があったワケで、杏とつっちーでは2番煎じ感があるし、個人的には山本先生とつっちーを応援したいところ。まあ、期待はしないけど。この作品は色恋沙汰より、先生と園児のほのぼのエピソードがメインなので、主題がブレてしまったら本末転倒だしね。