「STAR DRIVER 輝きのタクト」第1話

†さあ、上げていこうか！青春を謳歌しようぜ！
綺羅星！やら、颯爽登場、銀河美少年！やら、事前情報の段階で酷いネタアニメ臭満載だったタクト様ですが、本編が始まってみたら……酷いネタアニメでした、良い意味で（笑）。バカなノリあり、熱血あり、青春あり、色恋あり、謎あり、そしてロボットありと、個人的には大満足。挿入歌からの流れは、まさに最初からクライマックス！で盛り上がりましたよ。次回のAパートぐらいまでは、ヤングガンガンの先行コミカライズと全く同じっぽいので、ストーリー的な驚きはありませんでしたが、やっぱり、ロボットは動いてこそだよね。でも、アクション自体は文句ないんだけど、バランスが悪くて格好悪すぎるロボットのデザインの違和感は拭えないなあ。とりあえず、タクト様が、ウジウジ悩むタイプではなく、行動力もあるのは好印象。例えば、エヴァは作品のテーマからして仕方ないんだけど、正直、タクト様がシンジ君みたいだったら、最後まで見続けられる自信は無い…。スガタは、コミック版に比べると黒さが軽減されてる感じ。まあ、終盤で敵対する可能性が高そうなのは変わらないけど。タクト様が島にやってきた表向きの目的は、島にいるらしい父親探しらしい。でも、それとは別に裏の目的がある？冒頭でスガタがワコを島から出られるようにしようとすることに対して口論になってたけど、偽りの云々のセリフから察するに、タクト様の真の目的もそれに近いのか？サイバディを外に出さないように隔離する空間とゼロ時間の設定は、それなんて封絶？変態仮面無しで封絶内で動けてサイバディに乗り込めるのが第3フェーズ、外部装置を使ってサイバディを動かせるのが第2フェーズ、適応者がアプリボワゼすることで得られる超能力が第1フェーズ、らしいけど、ジョージのボクシング（？）は超能力使ってるの？タクト様に対して正体隠す気が感じられないけど、周りが敵だらけのクラスでもタクト様は青春を謳歌できるんだろうか（笑）。ある意味、楽しみなシチュエーションではありますが。それと、気多の巫女サカナちゃんは、封印を解くときも、その後のまんま籠の中の鳥状態の時も、（もしかしたら諦めの境地なのかもしれないけど）それほど嫌がらずに従ってるように見えたので、ヘッドとの関係が気になるな。ハガレン、BASARAと原作付きが続いていましたが、久々の日5オリジナルアニメで、先が気になる展開が楽しみだ。はたして、最後までホスト部路線なのか、それとも、途中からウテナ路線でドロドロになってしまうのか。先行試写会での監督の発言によると、どうやら2クール・全25話のようなので、途中だらけることなく駆け抜けられそうかな？