MOON PHASE 雑記

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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」第10話

いよいよロケット花火の打ち上げを翌日に控えたところで、過去のトラウマと向かい合うため、あの日の再現をする。最終回目前で、めんまが成仏するかどうかと言うところなんですが、肝心のじんたんは、ここにきて、めんまに消えて欲しくない、ずっとここにいろと言ってしまい、立ち止まっている。それ故に、今回は完全に、ゆきあつ、あなる、つるこ3人の失恋ドラマ仕立てになっていました。本来なら力を入れてみせるべき、じんたんのやり直し告白シーンを飛ばしたことからしても、意図は明確。ゆきあつの変態的行動に関しては今さらなのでともかく、あなるとつるこの機微の表現が素晴らしかった。流されやすく態度に表れやすいあなると、クールを装って達観しているつるこでは、確かに表面上は真逆だけど、実らないとわかっていても、想いに一途で譲らない部分では似たもの同士なんだなあと。嫉妬と独占欲でゆきあつの女装癖暴露しちゃったり、失恋で髪を切ったりと、ベタベタなつるこさんの株が爆上げ。じんたんがめんまを独占してるのが気に入らなくて、成仏させようと必死で見苦しいゆきあつとは雲泥の差だ(笑)。それにしても、女の子3人いるのに、男の方の気持ちは、みんなめんまにしか向いて無さそうなのがなんともはや。ぽっぽは、どうやら昔は見てるだけで何も出来なかったことを後悔し続けてるようで。そして、じんたんの葛藤むなしく打ち上がる花火。だけど、めんまは消えてなかった…。ゆきあつとつるこが覚えてた、めんま呼び出しの理由が判明してない時点で、この結果は予定調和だけどね。じんたんに隠してみんなを集めようとしてたんだから、やっぱりめんまのお願い=じんたん母の願いなのかなあ?あと、生まれ変わりの話で、タイトルの核心に迫りそうなヒントがようやく掲示されたけど、またミスリードのような気もする。次回最終回、予告ではめんまですら暗い表情に沈んでますが、笑顔で終われるだろうか?