MOON PHASE 雑記

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「ギルティクラウン」第1話

ノイタミナでロボットアニメ!をコンセプトに、コードギアスコンビの脚本と、はじめて制作スタジオ名を冠したプロダクションI.G 6課が組んで挑むオリジナル作品が始まりました。突如発生したアポカリプスウイルスの蔓延によって、ロスト・クリスマスという大事件が発生し、GHQと言う組織の統治下に置かれた近未来の日本を舞台に、特別な力を宿してしまった主人公と、GHQからの解放を目指すレジスタンスたちの話。類似点を過去のアニメ作品から探ると、コードギアスとか、マクロスシリーズとか、シャイニングティアーズとか、攻殻機動隊とかを思い浮かべて、どこかで見たような設定のかき集めって感じるんだろうけど、それよりも、ぶっちゃけ一番まんまだと思ったのが、「BALDR SKY(バルドスカイ)」だよね、これ。アポカリプスウイルス=ナノマシンアセンブラ」、ロスト・クリスマス=灰色のクリスマス、GHQ=GOAT、葬儀社=フェンリル、エンドレイヴ=シュミクラムで大体あってる?エンドレイヴも、実際手足で操作するのでは無く思考操作系っぽいしなあ。機体がダメージを受けると生身にもフィードバックするみたいだし、接続された状態で機体が大破したら操縦者も脳死(フラット・ライン)しそうだ…。主人公が過去にトラウマ持ちっぽいのも甲と被るぜ…。まあ、さすがに彼女が変異・溶解死するのを見るみたいな酷いヤツでは無いと思うけどさ。それにしても、なんでそんなにエロい格好してるんですか、いのりさん。アーティスト活動中ならステージ衣装でも納得するけど、ゲノムの奪取という重要なミッションをその格好でやるのは色々と危険だ(笑)。そして、案の定と言うか、予想以上に嗜虐性をくすぐるリョナ描写の数々。1話から目隠しプレイとか高度すぎるな!薄い本が厚くなるぜ!ヒロインのオーラで目が潰れそうな一方で、主人公の魅力のなさが足を引っ張ってるなあ。ネガティブ思考と、トラウマを抱えてるんですアピールにイラッと来る。ぼくのかんがえたかっこいいとうじょうしーんな涯とか、右腕が疼く集の王の力とか、厨二病全開かつご都合主義すぎる展開を、映像美の力で引き込ませてるところが大きいので、主人公の成長が遅くて、作画がヘタれると致命的になりそう。とはいえ、2クールあるんだし、次回以降に期待したい。