MOON PHASE 雑記

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「翠星のガルガンティア」第4話

不純物であるレドとチェインバーを受け入れるまでの騒動に一段落付いたので、今回から本当の意味での異文化交流開始。そして、レドとガルガンティアとの価値観の違いが浮き彫りになる話。海賊を追っ払ってヒーロー扱いされて、放っておいても相手の方から群がってくる…ということはなく、むしろ戦闘以外の指示は下手で役立たず扱いのレド。そんな状態でどう交流を深めるのかと思ったら、ぼっちレドが心配なエイミーの手助けで、RPGチックなお宅訪問たらい回しイベントに(笑)。また未来の世界っぽい会話が出てきたけど、逆にそんな安直な世界観じゃなさそうな気がしてくるな。エイミーの弟くんの考え方がポジティブかつ大人すぎる。病弱ゆえの達観なのかもしれないけど。家族という概念すら理解させない人類銀河同盟のあり方に、黒い虚淵が垣間見えたわ。弟を知らないと言ったレドにも実は弟っぽいのがいて処分されてたとか、涙が止まらない。しかし、戦闘の役に立てないのは処分され、生殖行為すらもコントロールされてると来ては、人類銀河同盟が戦ってる意義が怪しすぎる。その設定だと、弱者はヒディアーズに殺されるより先に同族に処分されてしまうので、守りたい存在もおらず、生き続ける目的もないのに戦ってるだけって事になるしなあ。だからこそ、ガルガンティアの人々と触れあうことでレドが人間性を取り戻していくというのが肝になるんだろう。ただ、最後のレドとチェインバーの会話のズレから、人間性を取り戻したレドとチェインバーの対立が起こりそうな感じ。それにしても、ようやく日常回だったのに、快楽天ちゃんとイケメン好き子ちゃんの出番が少ないよ!仕方ないから、次回の水着回に期待するぜ!