MOON PHASE 雑記

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オーバーフロー、TVアニメ『School Days』12話試写会のお知らせ。

いきなり今週中の開催で、参加条件が未開封の『School Days』または『Summer Days』持参とか、いくら何でも酷すぎる。DVD第1巻が参加条件に含まれてない時点で、DVD発売記念とか付けてる意味が全くねえ。アニメ製作サイドに無関係のゲリライベントと言うのも不穏すぎだ。問い合わせ禁止って…。自分は初回版だったから修正ディスク貰うために開封しちゃったしなあ。もし、今週中に新品パッケージを買っても、会場の定員オーバーで整理券貰えなかったら悲惨だし。

「桃華月憚」第25話

プロジェクトX」風に本編を振り返る後日談。時系列順に見たら、これが実質最終回になるね。だから、サブタイトルの『〆』は、エックスであり締めでもある。BS朝日では何か規制に引っかかったらしく、1週延期して修正版が放映されたんだけど、エロスではなく、桃花のイジメ回想シーンが問題だったらしい。使用済みコンドーム入り弁当とか、首を切られた鳥の死骸とかが、静止画テロップに差し替え?第22話の時は普通に放送されてたので、その後苦情が来たか、最近また起きたイジメ事件に配慮したようですな。ツインテ幼女桃香が、由美子ママンの想像妊娠で生まれたという事実にはビックリ。本当に生まれたのはジュナの力が働いたからだろうけど、『幕』の回で語られた近親相姦で生まれた娘ではなかったんだ。益之は、ドキュメンタリー仕立ての番組内で、美鈴は良かった〜とか生々しいセリフ言うな(笑)。ねねねーまで誑し込もうとするなんて、部屋焼き払われて当然だな!この絶倫ジジイめ。と言うか、第1話で意味深に出て行ったのに、メイド喫茶で働いてたのかよ、ねねねー。明日菜姫はガチレズ関係に堕ちちゃいましたか…。香陽の舌使いがヤバイほどエロいです。由美子ママンが精神崩壊せず、外の世界を見たいと生きていく意志を持っていたのには泣けた。由美子ママンの独白で物語の幕を引き、次回の出会いの物語へと繋いだのは、時系列順の最終回と、構成順の第2話と両方の意味を持った上手い纏め方だと思った。個人的には、別の世界で再会した桃香と桃花のエピローグも見たかったんだけどね。

「桃華月憚」第26話

数多の謎とエロスを散りばめ、視聴者を混乱の渦に陥れながら、少しずつ収束してきた学園伝奇物語も、季節は春、全ての始まりと出会いの時まで遡ってまいりました。音楽コンクールで章子に一目惚れされて招待されたらしい龍王の力を宿す真琴、悲しい物語を今度こそ終わらせるため、石剣の力を使える人間ではない存在として、鬼梗の出来損ないの人形からアンナ(雪牙姫?)の策略によって生を受けた桃香、由美子の創作物語から生まれた過去のない空っぽな器にセイが憑依して上津未原に降臨した桃花の出会いが描かれました。桃花は最初から自分に残された時間が少ないことを認識してたんですな。それを念頭に置いて、今までの明るく振る舞う桃花の姿を思い浮かべると感慨深いものがある。時系列順の第1話だから仕方ないと言えばそれまでだけど、わりとブツッと終わってしまった感じ。最後の最後でどんでん返しのサプライズがあるんじゃないかと、ちょっとは期待してたんだけど。まあ、逆再生についてはアニメ誌のインタビューで、「ヤミと帽子と本の旅人」とは違うギミックを考えていて、たまたま浮かんだ思いつきだと答えてましたが(笑)。最後まで見終わっても未回収の伏線はあるし、単純に時系列順だけ見て面白いかと聞かれると疑問で、逆順で見てわけわからなさを堪能して、あれこれ考察してから正順で見直した方が楽しめるであろう、何とも不思議な作品でした。ASブログで“しおり”と称してる『〆』『幕』『旅』に、『華』『桜』を加えた5編は何度か見返すのが良さそうだ。今回は喜多村英梨の原画を一部のシーンで使用。逆再生、声優脚本、声優原画と、最後までお遊び満載の実験アニメでもありました。これらは全て、カオスアニメ「ヤミと帽子と本の旅人」の実績があったからこそ許されたんだろうなあ。他の原作付きアニメで、ここまで冒険しようものなら、無謀の一言で切って捨てられてると思う(笑)。