MOON PHASE 雑記

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「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話

劇中歌集シングル販促エピソード。原作6巻タイトルの元ネタにもなっている、人から感謝される事に慣れてないハルヒが“動揺”する話。焼そば喫茶で、めがっさにょろ〜な鶴屋語が聞けた時点でおなか一杯になりそうに(笑)。文化祭の背景に映ってた看板の文字は流し見してたけど、ネタが仕込まれてそうだな。あと、ハルヒのライブシーンのクオリティは異常。舞台の熱気と中の人の演技が真に迫ってる。前回『射手座の日』での長門プログラムも実際に動くものだったようだし、今回の指使いも正確にトレースしてるんだろうなあ。後日談として、今回ハルヒがライブに代役として出る事になった経緯をキョンに語るんだけど、落ち着かなかったり、不安になってみたり、戸惑っているハルヒが、キョンと会話する事で次第に普段の明るさを取り戻していく様子は、2人の信頼関係を見て取れて、青春してるって感じだ。端から見たら、明らかにバカップルのそれに近いよな。キョンが文化祭を散策してる最中、昇降口での揉め事や、長門を連れて行くハルヒを背景に入れてる所は上手い。キョンの一人称視点を徹底しつつ、裏側で何かが起こってる事が推測できるし。これを見ると、キョン以外からの視点を描いた『サムデイ イン ザ レイン』の異質さに、改めて気付かされた。テレビ番組誌などで既に明らかになってるけど、残り2話は、『涼宮ハルヒの憂鬱V』『涼宮ハルヒの憂鬱VI』で決まりのようですな。