MOON PHASE 雑記

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「桃華月憚」第2話

この作品のギミックが何となくわかった。1話が最終回に見えたのは間違いじゃなかったようだ。おそらく、最終回から順に時系列を遡ってるんだろうな。と言っても、途中で時系列が変わる可能性がゼロになったわけではないけど。このまま物語の出発点まで戻ってから、トゥルーエンドに繋がるエピソードを再び描き出すなら、まさにアニメでゲーム的なループ構造を実現してしまうので凄いんだが。物語としてはクライマックス直前に位置するので、登場人物たちが、今までどんな関係を築いてきたのかは明確にはわからないけれど、それでも第1話に比べたらずっとわかりやすくなった。コミカルな部分も少し見られたし、桃香が自分に与えられた数奇な運命を知る前は、それなりに学園ラブコメをしていたのだろうと言う雰囲気は伺える。今回『上巳の歌会』のクライマックスシーンで、桃花とセイ、由美子とマナ姫(ジュナ)、水菜*1とフウ、桃香とイサミヒコと鬼梗、それぞれの関係を紐解く答えが示されたんだけど、これって、まだ原作公式サイトのキャラクター紹介では謎とされている核心部分だよね?特殊な力を宿した上津未原の地で、イサミヒコの魂を救うために鬼梗が生み出したのが桃香で、桃花たちがこちらの世界に生まれたのもきっと1年前。だから、桃花自身の記憶は1年しかないけれど、取り憑いたセイの2千年の記憶も同時に有していたのだろう。1話進むごとに、前回の話と相互補完しながら少しずつ全貌が見えてくると言う難解な構成は、確かに斬新だけど、付いていくのが大変だ。

*1:顔のない月」より