MOON PHASE 雑記

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「sola」第9話

茉莉vs蒼乃のバトルは、意外とバリエーション豊富な折り紙ファンネルの攻撃に対し、防戦一方の茉莉は追いつめられるも、過去の自分に惑わされた蒼乃は、トドメを刺すのを躊躇してしまい、その隙に繭子が乱入したので撤退。依人がバトルの勝敗を左右するのかと思いきや、また頭痛で倒れて役立たず…。繭子と剛史の話がメインでした。剛史が一途すぎて泣ける。繭子が夜禍になった原因は、強盗に殺されてしまったところを、通りすがりの夜禍のお姉さんに夜禍にされたというもので、ワリとベタな設定。繭子を夜渦にしたのは、繭子を見て撤退した蒼乃なのか、繭子と茉莉がお互い顔を忘れてるだけなのか、それとも全く関係ない別の夜禍なのかはわからず。繭子を人間に戻すと“約束”をした剛史と、ただ剛史と一緒にいたかったと言うたった一つの“願い”を持った繭子の関係は、姉弟と幼馴染みという違いを除いて、蒼乃と依人の関係そのものなんですよね。繭子の人形は誕生日に剛史に貰ったもので、依人が蒼乃に人形をプレゼントしてる事と対比してただけっぽいのは拍子抜けだけど。繭子と剛史の掘り下げがもう少し早く入っていれば、今回の最後の方で、繭子に抱かれた剛史が昔の口調に戻ってるシーンでもっと感動出来たかもしれない。夜禍の力を受け付けない刀の入手経路や、剛史がどうやって夜禍を人間に戻す方法を知ったのかは、次回以降に語られるんだろうか?そもそも、かつて依人が辿り着いた茉莉に空を見せる方法と、夜禍の命を使わなければならないと言う剛史が見つけた方法は違う気がするし。誰かを犠牲にしなければならないと知って、依人があんなに嬉しそうだとは思えないからね。しかし、一人を救うための奇跡と、誰かが犠牲になってしまう悲劇が隣り合わせの展開は、いかにも久弥直樹らしいと言うか、「Kanon」っぽいと言うか。次回予告は、今までで一番ぶっ飛びすぎ。ボロウサセクスィーポーズとやらが一体どんな格好なのか見せて欲しい(笑)。