MOON PHASE 雑記

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「School Days」第1話

爽やかな学園恋愛ストーリーを思わせるタイトルとビジュアルとは裏腹に、衝撃的なバッドエンドの数々でネットを震撼させたフルアニメーション18禁ゲームをTVアニメ化。監督は元永慶太郎。キャラデザ&総作監は原作と同じごとうじゅんじ。シリーズ構成は「うたわれるもの」「瀬戸の花嫁」の上江洲誠。タイトルロゴがガラスのように砕けた瞬間、一気に期待度が振り切れました(笑)。薄ら寒いものを感じさせる次回予告の演出もやばい。本編は、原作の第1話『告白』をそのままブラッシュアップした感じ。物語の要所を上手く拾って繋ぎ合わせながら、原作のアニメーションでは足りてなかった動画や演出を追加してるね。キャラの台詞回しや画面分割、カット割り、サブタイトルの見せ方、エンディングへの入り方までほぼ原作に忠実なので、無意識のうちにニヤニヤしてしまった。作画に関しても、キャラデザ&総作監が原作と同じなので全く違和感なし。また、絶対領域へのこだわりも素晴らしかった。世界の応援で誠と言葉は付き合うことになるも、実は世界も誠のことが好きだったと言うのが明らかになり、修羅場への準備が整った滑り出し。世界が誠を好きになった理由はまだ語られてませんが、席替えと世界を見て誠を気にしてる刹那の表情がポイント。これを知った後で第1話を見直すとかなり印象が変わると思う。そして、世界を嫌いになる人が続出ですよ。第1話のエンディングテーマはCooRieの『ウソツキ』でした。原作同様、各話毎に変わるみたい。次回は言葉寄りのルート『二人の距離』へ。原作のフローチャート通りなら、この時点で3大バッドエンドのうちの1つ『永遠に』に続くルートが消えたことになるけど、アニメ版は全ルートを再構成してるらしいから、あてにはならないかな。
余談ですが、言動のあまりの酷さに名前を書くことすら憚るようになってしまった主人公と同姓同名のアニメ版プロデューサーの心境が知りたい(笑)。あと、オーバーフロー作品の狂った家系図を知ってると、アニメ版の人物関係がより深く楽しめるかも。