MOON PHASE 雑記

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「true tears」第3話

まるで物語的に重要とは思えないコーラを取り出す場面に止め絵演出を使ったりするのが西村純二クオリティ。眞一郎が乃絵の兄を彼氏と勘違い。愛子は本当に好きな人の近くにいたくても、それが出来なかったから、その人の近くにいる事を選んだ。比呂美は眞一郎の家に引き取られることが決まった時に、眞一郎に対する秘めた想い、いや、それまでの全ての思い出を“封印”する事に決めた。……ヒロインは、揃いも揃ってみんな爆弾抱えすぎだろ(笑)。今回の乃絵の行動を見てると、電波な部分も含めて全て計算尽くっぽいし、愛子の想いは報われそうにないどころか、眞一郎と三代吉の関係すら壊してしまいそうな危ういものだし、比呂美は友達に問い詰められて、咄嗟に自分が好きなのは乃絵の兄だと発言したら、それを眞一郎に聞かれて泥沼突入だし。眞一郎は、愛子との会話から比呂美が自分のことを好きなのかもしれないと思い込んでニヤけてるところで、とりあえず超絶鈍感野郎ではないことがわかったので一安心。祭りの帰り道で、比呂美を背負うのではなく、自分も片足脱いで同じ立場になって手を繋いで帰ると言うのが、背伸びしない格好の付け方で良かったな。比呂美が、一つ屋根の下で暮らすために自分の気持ちを封印したのは、お互いの関係がぎこちなくならないために必要だったのかもしれないけれど、今となっては裏目に出てしまっている。まんざらでも無さそうな眞一郎の態度を見るに、ほんの少し勇気があれば、とっくに恋人同士になれてただろうに、やはり母親の存在がネックなんだろうか?これで、眞一郎とは腹違いの兄妹でしたとか言うオチだったら悲劇にも程があるぞ。比呂美が螢川の4番を好きと言ったのは、眞一郎が乃絵をおぶってた事に触発された言い訳だよね?祭りの時に自分はおんぶしてくれなかったのに、乃絵はおんぶしてあげるんだ、へ〜みたいな嫉妬心も?あの4番が乃絵の兄だと知ったのもあの時だろうし。眞一郎に聞かれた時の表情が全てを物語ってる。でも、比呂美は頑固そうだから、自分の発言を簡単には取り下げず責任を持って本当に乃絵の兄と付き合おうとして、一方の眞一郎はお人好しだから、比呂美の発言を真に受けて、乃絵に彼氏がいるなら他の男が近付かない方が良いとした今回と同じように比呂美を避けるようになって、それどころか、2人の仲を取り持つために兄を比呂美に紹介して欲しいと乃絵にお願いしてしまいそうだ。眞一郎は赤い実の雪が降る夢を見るぐらいだから、意識してない部分でかなり餌付けが進んでると思われ(笑)。