MOON PHASE 雑記

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「シゴフミ」第5話

美川キラメキは、フミカが撃ったらしい父親のことで、フミカの本名は美川文歌のようだ。今回のシゴフミの届け先は、猫のシュレディンガーシュレディンガーの飼い主だった老夫婦は、ほぼ同じ時期に亡くなって、共にシュレディンガー宛のシゴフミを出す。その一方はフミカ、一方はチアキが担当になったのは都合良すぎる気がするけど、シュレディンガーへの依頼を通じて、フミカが今まで見せてなかった側面を垣間見せたり、チアキが生前から思っていたネコへの特別な感情や、フミカとチアキの微笑ましいやり取りにニヤニヤさせるために必要だったのですね(笑)。ナンパ野郎を恐喝という名のフルボッコしたり、スタイルのことを気にした発言や、ネコが苦手で気絶したり、要に目撃されそうになって目を塞いてアタフタしてたり、フミカが意外と感情豊かだったので驚いた。やっぱり、自分が終わらせたと言う父親との関係がフミカの感情を押し殺してる原因なんだろう。文歌と要の同級生で、どうやら要の事が好きだったらしい夏香のセリフから察するに、文歌も要のことを嫌いではなかったけれど、父親との何かが枷になっていて振ったと言うことか?美しくない豚は死ねば良いと宣うナルシスト父だったぐらいだから、1・2話の明日奈のような近親相姦とか売春とか、そっち方面とはまた別の事情があるんだろうな。と言うか、同じような肉体関係の憎悪オチでは面白くないし。それにしても、配達人は死者がなったというのに、届け先以外の人たちに姿が見えないわけでもなく、触ることもできる存在なのは、配達人にとって良いことなのか?いつまで経っても未練が捨てられないのでは?それとも、配達人であり続けるためには、未練を持ち続ける必要があるから?シュレディンガーの飼い主の住居が取り壊しとか、そっちも深い事情がありそうだったのに、今回は完全にフミカの物語だった。