MOON PHASE 雑記

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「CLANNAD」第19話

智代が生徒会長に就任し、幸村先生が合唱部との兼任顧問として承認されて、演劇部が念願の復活を果たす。前回が決定打となって、ひっそりと3人の恋が終わっていた事など露知らず、朋也達の励ましによって、学園祭に向けて頑張ろうと気合いを入れ直す渚。幸村先生のアドバイスもあり順風満帆に思えたのも束の間、先延ばしにしていた朋也の家庭問題が浮上してくる。家庭訪問から逃げ回る朋也を追いかける渚の姿を遠目に捉えた構図が微笑ましすぎてニヤニヤが止まらん。端から見たら、待て待て〜と海辺で追いかけっこしてるバカップルと大差ないし(笑)。渚の家で夕飯をご馳走になり、さらに同居まで始めてたら、それでも関係を否定する朋也より、春原の思考の方が至極真っ当だ。まあ、自分が渚を好いていることは気付いてるんだろうけど、どうしても古河家と自分の家族を比べてしまって、そこに踏み込んで良いのか踏ん切りが付かないんだろう。崩壊から立ち直った坂上家、渚が思い出せない秘密が原因で普通の家族を越えた関係を構築してる古河家、そして、家族を辞めてしまった岡崎家。渚から聞かされた過去の謎を解き明かして、本当の意味で古河家と向かい合うことが出来たとき、2人は先に進むことが出来るはず。次回は、そんな渚の隠された過去。これを語ると、今までずっと謎だった幻想世界の意味、現実世界との繋がりがおぼろげに見えてくるんだけど、それが本格的に本筋に影響を与えるのはアフターに入ってからであり、「CLANNAD」の全ては渚アフターに集約されてると言っても過言ではないのに、肝心のアフターをやらないなんて…。オープニングで駆ける後ろ姿を見せてる汐なんて詐欺じゃないか。去年の「Kanon」の最終回後に「CLANNAD」が発表されたように、番外編の放送後にCLANNADアフターがサプライズ発表されるんじゃないかと一縷の望みを託したいところ。