MOON PHASE 雑記

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「マクロスF」第3話

バジュラに襲われて、逃げ込んだエアロック内に閉じ込められてしまう、アルト・ランカ・シェリルの3人。そしてマグロ饅。アルト姫はラッキースケベじゃないか。容姿は女っぽくても、見るところはしっかり見てるその姿勢は紛う事なき男でしたな。視覚データを別媒体で再生する技術があるのなら、こっそり譲ってください。マクロスのお約束を地で行く……と言うか、初代マクロスのオマージュ的な展開を、新しい舞台、新しい人間関係で今風にブラッシュアップしてるんですね。21世紀のファーストと銘打っていたガンダムSEEDと同じ手法なんだろうけど、単純にお話としても、エンターテイメントとしても、個人的にはマクロスFの方が完成度はずっと上に感じるかな。閉鎖空間での3人の会話、バジュラとの戦闘、何かを知っている軍上層部、オズマの負傷、両親を失い、記憶を無くし、トラウマを抱えているランカの生い立ちなど、密度の濃い内容で流れも速すぎるぐらいにも関わらず、無理矢理詰め込んでるように感じさせないところが上手いなあ。ただ、シェリルのおっぱいポロリのシーンで、おちゃらけたBGMが流れてる裏でオズマが流血しながら戦ってるカットが入るのは不謹慎というか、シュールすぎると思ったけど(笑)。シェリルが高いプロ意識を持っていて、人々から支持されるだけの理由をしっかり持ち合わせた女性であることは、第1話の時点で描かれていたことではあるけれど、今回もっと近く接したことで、ただキツいキャラではないことにも気付かされる。そんなシェリルの考え方を受けて、アルトは逃げるのではなく守るための力を求め、ランカは自分だけではなく、みんなに歌を聴かせる道へと歩み出す。ランカが内緒にしてる“あのこと”ってのは、自分が記憶を失ってること?アルトには明かしてたが。ランカには軍の人も反応してたし、バジュラもランカの歌に反応してるようだし、まだまだ秘密がありそうだ。過去のシリーズで登場した主要人物の誰かの血縁者だったら面白いな。それぞれの立ち位置が決まったところで、次回は『ミス・マクロス』と言う引きも憎いぜ。予告でクァドラン・ローっぽいのが出てたけど、使用者はコミック版通りなら、マイクローン化するとロリっ娘になる、オープニングにも出てるあの青髪ゼントラン大尉だよね?