MOON PHASE 雑記

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「ティアーズ・トゥ・ティアラ」第12話

死者への手向けとして、帝国兵にも花を添えていたリアンノンが、メインヒロインらしく、再び帝国に拉致られて、帝国の軍事力の脅威を目の辺りにする話。連れ去ったのがガイウスだったから良かったものの、ゲール族を蛮族として異常に敵視している一般帝国兵だったらどうなっていたことやら。一度、自らの真名すら委ねて全てを諦めた経験があるからなのか、予知能力があるからなのか、それとも単に素の性格がお花畑なのかはわからないんだけど、リアンノンは肝が据わりすぎてるよなあ。もう少し動揺してくれた方が緊張感が出るのに。まあ、そもそも、帝国軍から捕虜を逃がさないようにする意思が感じられないのが問題だけど(笑)。今までの戦いで、攻撃魔法を見てもほとんど驚かなかった帝国軍ですが、治癒魔法に関しては別らしい。つまり、帝国軍も攻撃魔法は使える証拠なんだけど、なぜか、帝国軍は全く神聖魔法使わないんだよね…。ガイウスから丁重に扱うように言われてることもあるんだろうけど、怪我人を治療したり、ゲール鍋を振る舞ったり、いつ自分を襲うかもわからない敵の中でも、自分が出来ることを見失うことなく、帝国兵の中に溶け込んでいくリアンノン。そんなリアンノンの考え方は、偶然(?)居合わせたヘッポコ吟遊詩人・タリエシンと、ガイウスにも影響を与えることに。ガイウスは、リアンノンの在り方が人の理解の外にあると感じて、妖精に近いと指摘して、リアンノンは今更それに驚いてたけど、自分が妖精王の末裔と言う実感はないって事なんだろうなあ。リディア戦で成長を見せたはずのアルサルは、シスコンっぷりを発揮して、また退化してた(笑)。リアンノンを救った際に心が特殊な形で繋がってるらしく、便利なアロウン様のテレパシー能力でリアンノン救出に出向く一行。すっかりモルガンの嫁になったオクタヴィアは救出部隊に参加してたけど、スィールとラスティは城待機組ですか。精鋭が全て出払ったら守りが薄くなるから残ったのであって、アロウンに忘れられて置いて行かれたわけではないよね?無事逃げ出したリアンノンは、さすが正妻だけあって、アロウン様への愛情表現躊躇せず。アルサル涙目なのはお約束。次回は、最後の仲間(予定)のヘッポコ吟遊詩人・タリエシンvsアルサル回。