MOON PHASE 雑記

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「ティアーズ・トゥ・ティアラ」第17話

満を持して(?)、原作EDテーマソング『Until』&BGMが流れ、アヴァロン籠城戦も佳境へ。アロウンは、かつて12精霊の1人でミルディン様の息子、エンディングの謎の少女の名前はプリムラ(声でリアンノンの前世とバレバレですが)、そして、妖精王プィルらと共に戦った目的の一端が明かされると言う壮大なネタバレ回。この時点で、前回オガムが言ってた上から見下ろして弄んでる黒幕が12精霊で、アロウンは12精霊に反旗を翻した存在だと分かる。映像面では、細田直人演出・絵コンテ回ほどのインパクトはなかったけど、シナリオ的にはシリーズで一番盛り上がって熱かったなあ。オガム以外の攻撃魔法もはじめてまともに見られたし。帝国兵士が大群で攻めてくる描写と、それに対抗するゲール族が映像化されたので、アヴァロン籠城戦に限って言えば原作を超えてたかも。それにしても、凛々しいリアンノンを筆頭に嫁達が頑張ってるのに、回想シーンが終わってもアルサルが到着するまで目覚めないアロウンは、どんだけアルサル好きなんだ。主人公の態度がこんなだから、アルサルがメインヒロインと言われる所以なのですが…。一方、友との友情に目覚めたアルサルは、皆を救うために、再びブリガンテス族の説得に向かっていた。ブリガンテス族前族長の息子で、呪われた宿命に縛られてその立場を放棄していたタリエシンは、変わったアルサルの決意を受けて氷解、共に戦うことを認める。友として。ここの流れは、BGM効果もあってかゾクゾクッときたよ。しかし、号令一つで集結するブリガンテス族の戦士多すぎだ。あの森のどこに潜んでたんだ(笑)。この戦いが終わったら皇帝の座を狙うんだ、などと死亡フラグを立ててしまったガイウスさんは、次回でお別れでしょうか?