MOON PHASE 雑記

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「神様ドォルズ」第1話

原作既読。やまむらはじめファンなので、個人的には今夏新番の大本命。「神様ドォルズ」が終わったら、「天にひびき」のアニメ化もお願いします。「神様」として祀られている人形『案山子』と、それを管理する空守村の因習に振り回される主人公たちの物語。アバンは、まだ匡平が村で隻だった頃、暴走した天照素を匡平が操る玖吼理が止めたシーン。まひる様が匡平に惚れるきっかけになった出来事ですね。まひる様の出番は、匡平に担がれて悲鳴を上げてただけだったけど(笑)。大学の歓迎会から始まる原作よりも、キャッチーな印象になったと思う。オープニングは、曲だけ聴いた時はどうかなあと思ってたけど、後藤圭二による映像と合わせると格好良いな。中毒性あるかも。本編はほぼ原作通り。違うところは、原作者も反省してた序盤だけキャラが違う詩緒が、アニメ版では最初から後々の詩緒準拠に表情や仕草がリファインされていることと、日々乃さんの乳がさらに増量されているところ。これでこそ乳乃の名を冠するにふさわしい。それにしても、告るだの告らないだの言ってたはずが、阿幾さんが暴れてくれたおかげで、あれよあれよとヒロインと同居する立場になって内心ウハウハな匡平さんですよ。匡平自身は、あくまで本命は日々乃さんで、行動原理も日々乃さんを守ることが中心になってるんだけど、ストーリーの根幹的な部分から見ると、阿幾が囚われのお姫様ポジションなんだよね(笑)。匡平が隻を辞めて村を出たことと、阿幾が壊れた原因でもある過去編はどこまで描写できるんだろうか?オープニングで後ろ姿がちょっと出てたけど、千波野先生の設定は、今のご時世では色々とヤバそうだからなあ。あと、原作が完結してない以上、アニメ版の終わらせ方が気になるところ。恋愛的な意味では、まひる様との決着が付けばキリが良いけど、それだと、匡平が隻としての潜在能力を発揮する見せ場無しで終わるんだよなあ。まあ、隻に関しては詩緒の物語と割り切れば良いのかもしれないが…。余談ですが、こちらが先とは言え、玖吼理のシルエットが某QBさん似なのは、タイミング的にどうなんだろう(笑)。