「僕は友達が少ない」第1話

†名前なんてあと、あと。遊べば友だちだよね。 by UR都市機構
いきなりスポンサー様にCMで真理を説かれてしまった【はがない】の明日はどっちだ！？原作既読。先月出た最新刊の初版部数が、ハルヒの驚愕に次ぐ数字を叩き出し、アニメ化前のラノベとしては異例の人気を博しているMF文庫Jの大ヒット作が満を持してTVアニメ化。原作のプロローグに当たる、通称『闇鍋』回は、原作の同梱DVDに第0話扱いで先行収録されたため、TVアニメ版は、普通に転校してきた小鷹の転校デビュー失敗エピソードと、エア友達のトモちゃんと楽しげにダベってる夜空の出会いから始まります。しかし、誰かと喋ってると思ったのに誰もいなかったと言う状況に実際遭遇したら怖い（笑）。あれで気まずくなった夜空が必死の弁解をせずに立ち去っていたら、絶対、“見える”系の人だと思われてただろ（笑）。美人で、初対面の小鷹とも饒舌に喋れるコミュ力があるのになんで友達がいないんだ？と不自然に思うだろうけど、その違和感に気づければ、むしろ正解なんだよな。ここから始まる友達作りと称した夜空の一連の行動は、全てアレでアレしたいがための計画なわけで…。しかし、その計画の一歩として発足した『隣人部』だったのに、残念ポスターに仕込んだ斜め読みメッセージを解読してしまう星奈の登場で早々に挫折すると（笑）。星奈の肉々しいオーラで目が潰れた！いくらでも跪くから踏んでくれ！容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、常に男共を従えてる星奈は、端から見れば夜空が嫌うリア充そのものだったけど、優秀すぎると逆に同性から妬まれると言うのを絵に描いたようなキャラでしたよ、と。次回は、友達の作り方をギャルゲーで学ぼうの回？原作の「ときメモ」は大人の事情で使えず「きらスク」になるらしい。1話では、後ろ姿だけだったり、ストーカーしてるだけだった残りのメンバーが揃うのは4話ぐらいなのかな？OPの曲と映像共々のはじけっぷりは確かに「けいおん！」っぽかった。EDは普通のキャラソンだけど、エアギターのインパクトが（笑）。しかし、TVアニメ版はどこまでやるんだろうなあ？キリの良いところがほとんどないんだよね…。僕は友達が少ないと言うタイトルに対して誰もが抱くであろう疑念についても回答は無いだろうし。これで実は、原作の地の文でも一切登場してない一人称が“僕”の隣人部員がいて、小鷹や夜空たちから今まで一度も相手にされてなかったんです、みたいな衝撃的な事実が明かされたりしたら腰抜かすけど（笑）。

ところで、設定だけで無く、ドラマCD同梱版を出すと言うメディア展開までパクって突き進む、真のぼっちラノベ「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」のキャスト発表はまだか？