MOON PHASE 雑記

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「ギルティクラウン」第5話

みんなが崇拝する葬儀社のリーダー、涯△が集を引き入れるために仕組んだ計画は、なんと!単なる美人局でしたあ!いやあ、これはひどい。集が典型的なヘタレ主人公で印象悪いのは変わらないけど、それを抜きにしてもトラウマレベル。そりゃあ、集も、呼び捨てから“さん”付けに戻るってもんだ(笑)。綾瀬に発信機を取られてなければ、あの場で脊髄反射で押してしまっていてもおかしくないぜ(笑)。まさか、前回の感想で書いた『いのりが自分の命令を無視して集を優先したことすら仕込みで、全て掌の上』と言うのが、まんまその通りで、しかもすぐ明かされてしまうとは。集が勘違いして告白を早まったのもあるけれど、恋愛感情ではなく、GHQから解放されることを望む同志としての言葉だったんですぐらいにやんわり拒絶すれば良いものを…。いのりは、お色気描写で辛うじて繋ぎ止めていたヒロインの座から陥落した感じ。今回の件で、今後いのりがどんなことをしても、それには全部頭に“涯が”が付いてる前提になると思うと、何も信じられなくなる。仲間達から異常にリスペクトされている涯でも、実は苦悩を抱えてると言う親近感を持たせるための重病設定なんだろうけど。今後、病気なり戦死なりで涯を失うことで、いのりは集に従うかもしれない。だとしても、その行動には“涯が集に従えと遺したから”と言う意思が枕詞になってしまうので、もうビッチのレッテルを剥がすのは至難の業になったと思われる。一方で、軒並み好感度の低い葬儀社メンバーの中で今回株を上げたのが綾瀬でした。現状では、好きな相手と結ばれ無さそうなもの同士くっついた方が良いんじゃ無いかと思うぐらい。そもそも、涯自身も17歳のガキなのに、集は見えて無いだの子供だの辛らつな言葉を突きつけられてもまるで説得力が無いんだよなあ。正体を隠して大人達を従えていたコードギアスと違い、17歳以下のガキ共が集まった反政府組織と言う設定に無理がありすぎる。しかも、ヴォイドを使った反則で模擬戦をクリアしたら仲間と認められてしまうチョロさ。ヴォイドありでOKなら、模擬戦なんかしなくても、ヴォイドを使った実践で成功した実績で認められていてもおかしくないのに。対地射撃衛星群グングニール衛星兵器ルーカサイトによる出力3%のピンポイント照射で狙われる涯。せっかくの引きも、次回予告で健在なのがバレバレですが、自分の居場所をGHQにわざと明かして狙わせて、ルーカサイトを使わせて性能を見るのと、自らの死を偽装するのと一石二鳥の作戦?今回、綾瀬から取り返したスパイグッズをまだ破棄できない集は、はたしてどうするのか?