MOON PHASE 雑記

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「黄昏乙女×アムネジア」第2話

前回より時系列を戻して、貞一君と夕子さんの出会いから仕切り直し。こちらが原作通り、事実上の第1話ですね。迷宮のように入り組んだ妙な作りで、怪談の噂が絶えない旧校舎に足を踏み入れた貞一君が、ひょんなことから自称旧校舎の幽霊・夕子さんと出会い、また、自分の姿を見るだけで無く触ることすら出来て、それどころか、恥ずかしいところまで丸裸にされてしまった夕子さんに取り憑かれる興味を持たれてしまう話。自分の実体では無いから、全裸を見られようが、おっぱいを揉まれようが恥ずかしくないという夕子さん。いや、その理屈はおかしい(笑)。貞一君、ラッキースケベすぎるだろ。夕子さんの存在と発言に疑問を感じた貞一君が、大きな鏡の裏の隠し部屋を暴き、夕子さんの遺骸を発見する…けど、どう考えても警察沙汰な出来事を華麗にスルーして、夕子さんがでっち上げた怪異調査部による学園部活アニメが始まりますよ(笑)。まあ、この辺は舞台設定ありきなので突っ込んだら負けなんだろう。原作では、ようやく旧校舎取り壊し云々の話が出てきて、夕子さんの遺体をどうするかって話になってるけど。後半は、依頼者第1号として、夕子さん本人を前にして、夕子さんに殺される!と駆け込んできたももえちゃんの依頼を解決する話。次回以降出てくるであろう影夕子さんも夕子さん自身であることを含め、この学校で起こる怪談の大半は、夕子さんの悪戯心が発端で起こり、夕子さんの自作自演で解決するマッチポンプ仕様ですが、嫉妬する夕子さんが見られるなら、些細な問題です。疑心を消して上げれば良いという発案も方法も全て夕子さんなのに、解決してももえちゃんのフラグを立ててしまう貞一君の棚ぼたっぷりに憤りを感じますが、嫉妬する夕子さんを見るために必要なことだと割り切って壁殴り自重する。こんな幽霊娘になら取り憑かれても良い!と思わせられれば成功だろう。ただ、ちょっとデフォルメ演出を多用しすぎてるのが気になるところ。