MOON PHASE 雑記

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「黄昏乙女×アムネジア」第6話

学校で一番有名な怪談の夕子さんと同じ名前だったが故に、かつて色々と難癖付けられて悲惨な目に遭った桐島有子さんが、自分にとって傍迷惑な怪談を殺すの!と、恐怖のアカヒトさんを自作自演していたら、怪談に怯える生徒たちの先導を誤ってしまい、逆に自分が生贄として捕らわれ、薄い本が厚くなりそうな展開になりかけたところを、貞一君の機転で夕子さんに救済される話。サブキャラが登場するエピソードは全部カットされるんじゃ無いか?と、前回の感想で書いた途端に予想を裏切ってくれましたよ。アカヒトさんの伝承は、本来神様に捧げる生贄だった物語がねじ曲がって怪談になったという顔を持っているので、死因が人柱疑惑を抱えている夕子さんにとっても重要だし、学園祭の2日目で時系列的にも繋がってるエピソードだから、やること自体はおかしくないんだけど、先にこっちを消化してから、原作通りの有子さんと零子さんの話をやると、今回救済されたはずの有子さんが自殺しちゃった?と言う、前提が狂った流れになっちゃうからなあ。そもそも、アニメ版の最終回は、原作4巻のサブタイトルが『アムネジア』のあの話になると思ってるんだけど、今回の学園祭エピソードは、それより先の原作5巻の話を消化しちゃったんだよね。それにしても、今回は有子さんのエロピンチを除き、はじめてホラーらしいホラーな内容だった気がする。そのおかげで、演出が大沼節全開な感じに…。つまるところ、夕子さんのエロス分が足りない!Cパートでは、今まで存在を匂わせていた影夕子さんが、霧江さんの前にハッキリと。1クールの折り返しをすぎて、いよいよ本題に入りそうかな?