「織田信奈の野望」第4話
助けてドラ…五右衛門〜!事前にハードルあげまくりだった桶狭間回でしたが、結論としては、信奈の『敦盛』に色々な意味でド肝を抜かれ、勝家が無双して、勝家が穢されて、義元さんがチョロすぎて今川家が滅びました(笑)。元々、原作既読組の中でも1巻と6巻は評判が今一つだったわけで、アニメ版もそこから大幅に変えたりしていない以上、クライマックスの盛り上がり自体はまあこんなもんかな、という印象しか残らなかった感じ。合戦の作画は凄かったけど。熱田神宮での決起と、良晴の今川本陣発見報告の順番を原作と逆にされたせいで、追い詰められた織田の緊迫感と起死回生っぷりの熱さが無くなってしまったんだよね。それが影響して、奇襲じゃなくても勝てたのではないかと思わせてしまう。あと、せっかく前回、長政を早めに登場させて、婚姻を破談にし、後悔する云々という伏線を張ったにも関わらず、今川と防衛戦してるところに付け込んで浅井が何かしてくるってことも無かったし。まあ、金ヶ崎の退き口の前に、そんなオリジナル展開で挟み撃ち入れる冒険は出来なかったんだろうけど。それにしても、信長が好んでいて、実際桶狭間の前にも舞ったと言う史実があるとは言え、いきなりはじまった『敦盛』@伊藤かな恵は衝撃的すぎた(笑)。それと、信澄&親衛隊の足止め作戦で、女装した信澄がアッー!なところが端折られたのがガッカリ。一応、2巻のオチの伏線だったのに(笑)。ところで、後の天下人となるはずのメガネダヌキ元康さんが調子に乗ってたと思ったら空気になりましたが、扱いが不幸なのは平常運転です。次回は、薄幸のロリ陰陽軍師・竹中半兵衛ちゃん登場回!