「獣装機攻ダンクーガ ノヴァ」第1話
往年の名作ロボットアニメ・ダンクーガの意志を受け継いだ完全新作…と言うよりも、「超重神グラヴィオンドライ」って感じ？女性キャラのムチムチ感、乳揺れ、それからロボットの合体シークエンスとか、良くも悪くも、大張テイスト満載のアニメだな。自分はスパロボやらないし、リアルタイムで旧作を見てたわけでもないので、特に先入観は無く見られるんだけど。紛争に勝手に介入して弱者を助ける謎のロボットと言う立ち位置は、妙にスケールが小さい印象を受けるんですが、もっと強大な敵と戦う熱血アニメじゃなかったのか？説明無しに問答無用で拉致、操縦方法は寝てる間にインプットと、まどろっこしい手続きを全て排除してるのは潔いんだけど、ちょっと淡々とし過ぎかも。肝心の戦闘シーンは既に合体済み、しかも操縦してるのは葵だけで、あとの3人は見学してるだけだし…。不殺を貫き、それでいて戦争弱者の味方をしてるのは、戦争を終わらせない事こそが目的に見える。しかし、戦争を引き延ばして兵器を売って利益を上げてる闇組織とは思えないので、真の理由が別にあるのかもしれないが。
「護くんに女神の祝福を！」第18話
アニメオリジナルキャラの我孫子は、原作で言うところの、＜銀のマリア＞の知り合いにして、“ホラクル”を持ってる眼帯少女・樫本希実子の代わりだったのかよ。重要な役割ってのは、婚約騒動の時の当て馬ではなく、こっちが本命と言うことですか。＜銀のマリア＞の性格が、普通に悪役キャラに変えられてるし、護と正樹の再会もあっさりだし、結局“リップサーヴィス”じゃなかったし、この展開はさすがに改悪としか思えない…。ビアトリスを使役するのではなく、ビアトリスから祝福を受けてるらしい、世界で唯一の護の能力は、アニメ版でも同じっぽいけど、そんな描写の欠片もないのに、興味深い男だとか見出す正樹の眼力は異常（笑）。エメレンツィアは、護への恋心を自覚。生徒会長は、それに何となく気付いた模様。
「Kanon」第20話
祐一とあゆが激しくラブラブです。こういった平凡な恋人描写がワリと下手なアニメが多い気がするんだけど、これは甘ったるさが丁寧に表現されてるなあ。あゆのお風呂シーンの唇が色っぽいです。大人の階段上りはじめました。ただ、京アニ版の祐一は、さらに等身が上がったので、あゆとイチャイチャする姿は、北川でなくとも、犯罪チックに見える（笑）。そんな2人の些細な変化を見逃さない水瀬母娘の洞察力は凄い。今どき嫉妬する素振りすら見せない名雪の平常さが逆に怖くて堪りません。あゆの学校を見に行く約束をする2人。しかし、その場所には切り倒された大木の跡があるだけ。それを見たあゆは全てを思い出し、何かに駆り立てられるように、ある物を掘り出そうとする。楽しいこと、哀しいこと、全てが詰まった場所に、祐一と2人で行く事が、あゆが記憶を取り戻す鍵だったんでしょうな。今まで学校に通ってると思い込んでた昼の時間は、あゆが本来居るべき場所（肉体）に無意識のうちに戻っていて、記憶も捏造していたと言うことだろうか？
「ひだまりスケッチ」第6話
ワ レ ワ レ ハ ウ チ ュ ウ ジ ン ダ。原作より数割り増しで、肉感的でエロエロなクオリティなってるー。特に、尻が、尻がッ！2話以降は、回を増す毎に調子が上がってきてるかな。新房節は薄まってるのに、シャフトらしい小ネタを使うのも忘れてなかったり。でも、吉野屋先生が成績を貼り出す前に、校長先生に見つかってしまったのだけは勿体なかったな。提供絵は石田あきら。
「セイントオクトーバー」第7話
学生時代、“ルシファー”の異名で功士朗に妬まれていた、女殺しのヨシュアに、結婚を前提に付き合ってる女がいる疑惑が浮上し、捨てられるんじゃないかと、ユアンの胸で泣く小十乃の話。また、リバース社サイドから見ても、実はクルツ社長にぞっこんだったらしいソフィアが、クルツ社長に捨てられそうになって占いに走る話なので、対比する形になってる。もしかしなくても、とても深刻な問題を、ギャグと言うオブラートで包んで描く作品なのか、これは。功士朗は、ありとあらゆる手を使って凹まされ続けてるなあ（笑）。元カノ（？）らしきアルティスタが出てきても、やっぱり弄られる運命だし。1話の中で2度、しかも2回目は早送りで倒されるカフカには爆笑した。カフカは、小十乃たちがジャッジメントだと気付いてるのに、それすら報告されておらず、知らずにすれ違うソフィア。部下に恵まれてないのは間違いないよ（笑）。
