MOON PHASE 雑記

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「CLANNAD」第11話

名誉図書委員ひきこもり天才美少女が、“殺戮音波射出砲ヴァイオリン”と言う名の新兵器の効果を試したくて落ち着きがないので、魔法少女★リリカル杏さんが公開処刑場を設けて、朋也たちが死刑囚を集める話。…あれ?違ったっけ?まあ、ことみの欲求を満たしてあげるためだけに、あれやこれやとお節介する朋也とその仲間たちで、中身はまんまジャイアンリサイタルだったわけですが。さり気なく演奏側に混ざってたカスタネット渚とトライアングル椋の姿が微笑ましい。たった数日で上達してるはずもなく、結果は死屍累々。次々と真っ白に燃え尽きていって笑った。智代シナリオの前振りをここで絡めたか。生徒会長の件については、風子編でも少し触れてたな。智代が生徒会長になりたい理由は、ドラマCDのCMでネタバレしてるんだけどさ。ことみ編は、ヒトデを配っていた風子の時と違って、ことみ本人への手助けなので関わりやすいと言うのもあるだろうし、今まで近寄り難いと思われてた天才少女にお近付きになれるチャンスと言う下心もあるだろうし、もちろん杏が言っていた母性本能を刺激されると言うキャラクター性もあるので、周囲の距離が縮まるのが早いよね。ことみとの図書室デートで朋也が見た悪夢がシュールすぎ。夢の導入部分が幻想世界の描写と似てたから、色々と深読みできたりもするけど。いきなり漫才の練習をさせてたり、ことみの弄り方に手慣れてる杏はさすがとしか。朋也と杏が2人っきりになった所で、杏シナリオにも若干の進展あり。椋が朋也に抱いてる恋心を視聴者には最初から分かり易く示してきた事で、杏の朋也への質問内容は双子の妹である椋のためなのだろうと思わせながら、実際は杏自身の本心を代弁してしまってるのだと感じさせる心情表現が上手かった。