MOON PHASE 雑記

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「閃光のナイトレイド」第1話

雪菜お嬢様がドジっ娘であって欲しいと願う同志諸君、握手をしよう。
アニメノチカラ第2弾は、1931年、日本占領下の上海を舞台に、超能力者たちを集めた諜報機関『桜井機関』の暗躍を描いたスパイアクションもの。キャラクター原案には、「SAMURAI DEEPER KYO」や、「CODE:BREAKER」の上条明峰を起用。『桜井機関』発足の経緯や、集められた能力者たちに関して導入部らしい説明はなく、チームとしての初仕事を通じて、それぞれの能力や人柄を見せていく。第1話だけでは、まだまだ組織の敵対関係や勢力図の全貌が把握できないけど、ストーリーが進めば追々見えてくるのかな?この構成で、次回あっさり説明ゼリフで教えられてしまったら残念ですが。葵の能力は90秒限定のサイコキネシス、葛の能力はレベル4のテレポーターですの!回数制限があって自分の視界内にしか飛べないテレポート、雪菜の能力は花の香りで集中力を上げて発揮するサイコメトリー、棗の能力は月の光に関係した特殊な視覚、らしい。公式サイトを見ると、葵は婚約者を失っていたり、葛も自分に何か制約を課していたり、雪菜は行方不明の兄を捜していたりと、それぞれ何らかの背景を抱えてるようですが、あくまで“設定”でしかなくて、アニメ版では淡々とミッションをこなしていくのか、それとも壮大な陰謀の渦に巻き込まれていくのか?超能力を使える設定なので、もっとハッタリアクションしてくれた方が良いのに、中途半端にリアル志向だからか、今ひとつケレン味に欠けるのかも。それと、暗躍する能力者という時点で、同じアニプレックスオリジナル作品「DARKER THAN BLACK」を思い浮かべてしまうので、比較されるのはわかりきってるはず。あえて、同じ土俵で勝負しようとしているスタッフはドMですね、わかります。発表当初は、こちらが第3弾だったけど、第2弾の「財団法人 オカルトデザイナー学院」改め「世紀末オカルト学院」のゴタゴタで、急遽前倒しされたらしい本作。そう言う制作事情から、スケジュールの破綻が懸念されてるけど、大丈夫だろうか?