MOON PHASE 雑記

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「魔法少女まどか☆マギカ」第3話

惨劇開始。ようやく虚淵劇場が開演しましたよ。これのどこをどう受け取れば、見終わって暖かい気持ちになれるんだよ!(笑)。それにしても、可愛い女子中学生が首チョンパされてビクンビクン、最後に肉塊と化してボトリと落とすとか容赦なさ過ぎ。何とショッキングなことか。これこそまさに、うめてんてーキャラだからこそ生まれたギャップだなあ。これが、ブラスレイターの時のようなキャラデザでやってたら、それほど衝撃的なシーンに感じなかったと思うし。死に瀕した自分が助かるために魔法少女になったマミの姿は、良くある“そうせざるを得ない”状況に流されて勇者や魔法少女にさせられる主人公のパターンを踏襲していて、主人公の如く輝いて見えたマミが、あっけなく命を散らしてしまうと言うわかりやすい悲劇を、最も近い場所でまどかとさやかに見せつける。何でも願いを叶えられると言う対価を得ることで、どんな過酷な運命を背負うことになるのか?その答えを、身を引き裂いて知らしめた。ケーキでお祝いと結末との対比が実にいやらしくハマってしまった。さすがに、死亡フラグ立てすぎだなあと途中で思ったけど…。当初はラスボス臭を漂わせていたマミだけど、まどか達を魔法少女に導く面倒見の良いお姉さん役と言うキャラクター紹介通りの役目を果たしたんだね。でも、キービジュアルにもなってるのに、これで退場は勿体ない。しかし、これで一度決まりかけたまどかとさやかの願いがぼやけたな。さやかは上条くんの願いを叶えたい、まどかは憧れたマミを生き返らせたい、…では安直だし、今回マミに指摘されて取り下げた事をぶり返すのは、さすがにやらない気がするし。そして、虚淵氏曰く、次回以降毎回やらかすらしい。仁美、上条くん、まどか両親、まどか弟、さやか、ほむら、まどか。毎回殺すには、あと2人ぐらい必要だな(笑)。この物語の最終的な落とし所が、ハッピーエンド…と言うか、最低限後味が良いものになるのか、後味も悲惨になるのかは、ほむらとマミとキュゥべえの3人が気付いて、それぞれが違う受け取り方をしているらしい、まどかの潜在能力とやらがどちらの方向に作用するか次第だろう。