MOON PHASE 雑記

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「翠星のガルガンティア」第4話

不純物であるレドとチェインバーを受け入れるまでの騒動に一段落付いたので、今回から本当の意味での異文化交流開始。そして、レドとガルガンティアとの価値観の違いが浮き彫りになる話。海賊を追っ払ってヒーロー扱いされて、放っておいても相手の方から群がってくる…ということはなく、むしろ戦闘以外の指示は下手で役立たず扱いのレド。そんな状態でどう交流を深めるのかと思ったら、ぼっちレドが心配なエイミーの手助けで、RPGチックなお宅訪問たらい回しイベントに(笑)。また未来の世界っぽい会話が出てきたけど、逆にそんな安直な世界観じゃなさそうな気がしてくるな。エイミーの弟くんの考え方がポジティブかつ大人すぎる。病弱ゆえの達観なのかもしれないけど。家族という概念すら理解させない人類銀河同盟のあり方に、黒い虚淵が垣間見えたわ。弟を知らないと言ったレドにも実は弟っぽいのがいて処分されてたとか、涙が止まらない。しかし、戦闘の役に立てないのは処分され、生殖行為すらもコントロールされてると来ては、人類銀河同盟が戦ってる意義が怪しすぎる。その設定だと、弱者はヒディアーズに殺されるより先に同族に処分されてしまうので、守りたい存在もおらず、生き続ける目的もないのに戦ってるだけって事になるしなあ。だからこそ、ガルガンティアの人々と触れあうことでレドが人間性を取り戻していくというのが肝になるんだろう。ただ、最後のレドとチェインバーの会話のズレから、人間性を取り戻したレドとチェインバーの対立が起こりそうな感じ。それにしても、ようやく日常回だったのに、快楽天ちゃんとイケメン好き子ちゃんの出番が少ないよ!仕方ないから、次回の水着回に期待するぜ!

「翠星のガルガンティア」第3話

一番最初に覚えるべき知らない国の言葉は、感謝を伝える言葉である。アリガトウ。でも、叶うなら、ごちそうは、鮮魚より快楽天ちゃんをおいしくいただきたい。夜の戦いが得意というおっぱい海賊女帝が、通常の3倍凄そうな速度で突っ込んできたので、『魚を釣ってきた者には真水を与えよ』という言葉に従い、力強く海賊を釣り上げてみたら、ガルガンティア船団の人たちに受け入れてもらえた話。ようするに、ここまでが、レドがガルガンティア船団に受け入れられるための儀式で、今回でプロローグが終わり、次回から本番って感じかな?戦うことしか知らないレドを受け入れさせることは、理解できない畏怖の力をどう受け入れさせるかということなので、焦点は、その力を肯定させる方法に集約されるわけですが、この世界の暗黙のルールに従わない存在=海賊とのトラブルに乗じる形で解決してしまう。現時点では力を示す以外やりようが無いので仕方ないとはいえ、些か安っぽくなってしまった気が。とりあえず、ガルガンティアの人たちは、女性陣の方が理知的なのは分かった。チェインバーのことを報告するモブ海賊は、空を飛ぶこと以外にも伝えることあるだろ(笑)。波乗りロブスターといい、野郎海賊共の見た目といい、ラケージ様は、おそらくドロンジョ様のオマージュだよね?それにしても、ベローズが言っていた、いわゆる武装抑止力論は、狙ってたわけじゃないだろうけど、殴られたら殴り返せ的なヴァルヴレイヴのアンチテーゼだなあ。まあ、ヴァルヴレイヴの方も、侵略を防ぐために中立国がヴァルヴレイヴ≒核を保有する核抑止論の是非を問う形っぽいけど…。次回からチェインバーが海賊に対する用心棒ぐらいにしか使いどころが無くなりそうだけど、どんな展開になるんだろう?

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」第3話

ブコメの神様も、たまにはやるじゃん!だけど、後番組の主人公にバーゲンセールしすぎだと思うんだ…。原作1巻のクライマックス、天使こと戸塚彩加回。性別不詳でも女装してるわけでもないので、あくまで中世的な容姿の男子なのですが、やっぱり、さいちゃんの性別はさいちゃんとしておきたいよね。しかし、この唐突なテニス対決は、アニメだと余計に脈絡のなさが際立つな。戸塚の依頼だったはずなのに、戸塚は途中から空気化してるからなあ。まあ、今回の話の主軸が、主人公より主人公らしい“良いやつ”葉山と、卑屈なヒール八幡さんの対比にあるからなんだろうけど。ただ、アニメ版だと、女の子に勝手に期待し、勝手に裏切られ続けた八幡の過去に起因する卑屈さがあまり印象付けられていないので、単に人のせいにして卑屈になってる感じがしてしまう。あと、同様に八幡の交通事故絡みが、前回黒塗りの車に反応したぐらいしか描かれてないのも気になる。過剰に気にしてるのは、八幡ではなくヒロイン2人の方なので、今後の見せ方次第かな…。次回は、小町と川なんとかさん登場?

「革命機ヴァルヴレイヴ」第2話

エルエルフさん:僕じゃなーいー僕じゃない(震え声)
ショーコさん:実は埋まってました。セーフティシャッターばりの超技術で造られた車の中にいたので無事でした!
ヴァルヴレイヴさん:ハラキリ!
( ゚ロ゚)
ガンダムだと思ったらキスダムだった。
前回重く考えて批判したのがバカらしくなる、この圧倒的ライブ感(笑)。話の流れが雑すぎるというか都合が良すぎるというか…。

「翠星のガルガンティア」第2話

ただ立ってるだけでエロい鳴子ハナハルキャラは反則だと思います。快活褐色娘の時代が来たようだ。海賊にサルベージ屋のモブ子(?)がひん剥かれたところは、掲載誌が快○天だったらセクロス不可避だったな!陸を失った地球上で、文明が後退した人々が銀河道の恩恵を受ける生活とか、ジブリちっくなセンス溢れるメカとか、異文化交流海洋ファンタジーらしいワクワク感てんこ盛りな世界観に惚れるわ。しかし、爽やかボーイミーツガール全開なOPにもEDにも、ヒディアーズが全く描かれてないのが逆に不安を煽るぜ…。この地球は、かつて氷に覆われていたらしいので、レド達の記録に残っている地球と一致するから、その場合、なぜか未来の地球に飛ばされたってことになりそうだけど、まだ、この地球と記録にある地球がイコールとは限らないからなあ。尻を触られた人質にされた縁あって、エイミーがレドとの交渉役になったのはわかるものの、成り行きであったとしても、一応船団の代表として交渉してるんだから、少しぐらいエイミーの言うことを信じてあげようよ。限られた生活圏の安全第一とはいえ、船団幹部ら頭固すぎるわ。まあ、レド自身がまだ打算的に動いてるせいもあるけど、冷酷に映りそうな部分を、言葉が通じない事と、チェインバーの存在が緩衝材になって、今のところ絶妙なバランスが保たれてる感じ。レドとチェインバーのやり取りは、ぶっちゃけフルメタの宗介とアルすぎるが(笑)。海賊殲滅はどう考えてもやり過ぎで、期待を寄せていたエイミーですらドン引きしてしまったわけですが、次回、お互いの関係にどう影響するのやら。エロ女海賊さんが登場してロボ対決もありそうな予感。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」第2話

ひねくれぼっち八幡、正しすぎて孤独なゆきのん、空気を読んで周囲に合わせてしまうガハマさん、と、スクールカーストにおける三者三様の立ち位置を明確にするAパートと、中二病で勇者王でワナビな自称剣豪将軍・材木座ライトノベル寸評会…と言う名の自虐メタネタBパート。やはり八幡と平塚先生のコントを見てると一番お似合いに思えてくる。さりげなく机の上にラーメンの割引券があったので、そのうち平塚先生のラーメンネタが来そうな予感。Aパートの女同士の微妙な距離感とギスギス感は胃にくるな(笑)。そして、某夜空さん(の中の人)が友達たくさん金髪リア充になっていた…。金髪縦ロールギャルでクラスの女王様・三浦が言うところの友達()に対して、ゆきのんが正論を叩きつけてくれたのは、胸がすっとしたわ。三浦や葉山らリア充組は、八幡たちの立場と物語の根幹上避けて通れないキャラ達になってくるので、ただのサブキャラだと思わない方が良い。葉山が仲裁しようとして、ゆきのんがそっぽを向いたのとか、わかりやすい伏線だし。材木座は原作だとひたすらただウザいキャラだったのに、アニメ版はテンション高くて笑えたわ。中の人の功績大だけど。しかし、大事なのはイラストだからという八幡のセリフが、このアニメ版の作画が微妙なので余計自虐的な感じに…。次回は1巻ラスト、メインヒロイン(?)戸塚回。アニメ誌のあらすじによると、どうやら4巻より先までやりそうな感じだけど、そんなに駆け足で消化しちゃうの?

「革命機ヴァルヴレイヴ」第1話

とりあえずヒロイン(と言っても、このまま退場なら、ショーコは主人公覚醒のための舞台装置でしかない単なる駒で≠ヒロインだが…)を殺しておけば視聴者は驚くだろうし、主人公が戦う動機付けも楽に出来て一石二鳥的な安直な展開と、もし一方的に殴られたら殴り返すのが正しいんだと言いたげな右的思想の押し付けが鼻に付くのがきつい。戦闘シーンだけなら、さすがサンライズだけに今期のロボ物の中では一番良いんだけど…。