MOON PHASE 雑記

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ういんどみる「はぴねす!」TVアニメ化決定!関東U局、大阪地区、名古屋地区にて2006年10月より放送予定!

立ち読み2ページ目参照。この雑記で、昨日のメディアファクトリーアニメサマーフェスタでのサプライズ制作発表はこれだと予想してたのに、イベントでは発表が無かったので完全に意表を突かれた。詳細は次号。

「涼宮ハルヒの憂鬱」第13話

朝倉涼子の引っ越しの真相を調べに長門のマンションを訪れるハルヒキョン、そして古泉の超能力詳細明かしまで。クライマックス直前の説明回なので、シリーズ通じて最も落ち着いた話だったかも。ハルヒが小学生の時に“セカイ”を知ってしまい、何もかもがつまらなくなったとキョンに吐露する。そんなハルヒのイライラがキョンにも伝播しているのか、画面全体から“憂鬱”な感じが汲み取れる。エンディングクレジットでも、ハルヒが孤独になっている事を印象付けてたし。古泉の胡散臭い解説とキョンのツッコミは、この作品の特徴の一つ。タクシー運転手は、ちゃんと『孤島症候群』で登場した執事の新川さんっぽくなってた(笑)。ハルヒは“非日常”を望んではいるけど、同時に“まともな思考形態”も持ち合わせている常識人である、と言うくだりは、今まで放送されたアニメ版のエピソードや、今後の原作のエピソードも含め、根柢に関わってくる重要事項ですな。喋る猫や長門のインチキ能力、トンデモ野球を間近で体験してもハルヒがスルーしていたのは、無意識に常識の範疇で解釈してしまうからだったワケで。そして、ようやくハルヒ=神様説を裏付ける閉鎖空間と神人の存在が明らかになるんだけど、閉鎖空間の現象は、やっぱり某『封絶』と似てるよね(笑)。神人撃破から閉鎖空間崩壊までのシーンは、長門vs朝倉に匹敵するような派手なのを期待してたので、少々もの足りなく感じたな。『憂鬱I』の冒頭でサンタクロースや宇宙人はいないとモノクロ調の世界で語っていたキョンハルヒと出会って色を取り戻した(本当の意味で取り戻すのは『消失』だけど)ように、今度はハルヒが色を取り戻す番。いよいよ次回は『涼宮ハルヒの憂鬱VI』最終回。

「吉永さん家のガーゴイル」第13話

なんだか、夫婦喧嘩の円満解決を見させられて誤魔化された気がするんだけど、デパートと商店街の問題は全く解決してないような。あと、とにかく今までのキャラ総登場、しかもそれぞれに何らかの役目を持たせてるものだから、一人当たりの出番が少なくなり、場面転換も多すぎて、本来、盛り上がるべきシーンで集中できなくなっていたと思う。結局ガーくんより、双葉が活躍してたし。桃ちゃん放置プレイはさすがに(つД`) 何となく尻切れトンボだし、重苦しい話をハートフルに見せてしまう意地の悪いエピソードもあったけど、トライネットとしては珍しく、安定した作品でした。

「Soul Link」第12話

秀平と七央の子供であるななみは、人間の細胞とスキュラ細胞を持ち合わせたハイブリッド。だから、人間のガン因子も持ってるので、それをセラリアに植え付けることで、ガン細胞が無限増殖して自爆する。主人公陣営が色々頑張っていたのも、切り札となりそうな核も無視して、家族愛で全て解決。涼太と沙佳の空気っぷりが笑える。こんなんじゃ、森本さんも報われねえ…。元テロリスト達も普通に暮らしてるし。原作ではテロリスト側は全滅してるから、こんな変なエピローグにはならなかったんだけど。元々評判の良くなかった原作を、アニメ向きのシナリオ変更によって、さらに悪化させてしまった感じだなあ。AT-Xの最終回は、地上波版とは違うスペシャルバージョンだっけ。

あと、「ブラックラグーン」の最終回も見た。ガーゴイル以上に最終回らしくない、肩透かしな最終回だったな。ただ、監督の発言などから、当初から2クール分制作してる事は明らかなので、そう遠くないうちに第二期があると思われ。

「ゼロの使い魔」(8)『望郷の小夜曲』

正式な発売日も過ぎたのでもう少し細かく感想を。この巻を一言で表すとすれば、そう 胸 革 命 バストレヴォリューションだ。たったこれだけのことに3ページも費やすヤマグチノボル先生は神じゃないかと思った。7巻を読了した時点で、ハーフエルフは4人目の虚無の使い魔、才人は槍を手に入れてパワーアップ、と安直な予想をしてたんだけど、プロットとしては予想通りの展開で、内容はその上を行ってくれました。国のトップは頭が緩すぎで、おままごと政治やってるわけですが、ゼロに戦争や政治の話は期待してないので、物語を壊さない程度に留めておいて欲しいね。才人はルイズ一筋なのは揺るがないのに、自分を卑下にする傾向は相変わらずで、勝手に自己完結しちゃうものだから、ルイズが痛々しくて見てらんない。でも、それは読者の視点でルイズの内面を覗くことが出来るから言えるだけで、実際は、7巻の疑似結婚式の時に、自分に笑顔を見せたのが2回だけだと言ってるので、衣食住を共にしてる惚れた女の子の笑顔をそれしか見てないと考えれば、才人もよく愛想尽かさずに頑張ってると思う。新キャラクターのティファニアは、エルフとして恐れられているのもあって、ある意味純粋培養なので、無垢な良い娘だな。虚無の担い手だし、胸の事もあるし、今回ルイズの自殺を防いだりルイズを励ましていたシエスタが、挿絵すらなくて*1立場危うしなのでは(笑)。虚無の担い手が4人、虚無の使い魔も4人いる事が判明して、スケールが大きくなってきたので、ここで一度整理してみる。

王家 秘宝 指輪 虚無の担い手 虚無の使い魔 能力
トリステイン 始祖の祈祷書 水のルビー ルイズ 才人 神の左手ガンダールヴ
(あらゆる武器を扱える)
アルビオン 始祖のオルゴール 風のルビー ティファニア ?(アニエス?) ?(記すことさえはばかれる)
(ルーンは胸?)
ガリ 始祖の香炉 土のルビー ジョゼフ シェフィールド 神の頭脳ミョズニトニルン
(あらゆる魔道具を扱える)
ロマリア 火のルビー ?(ロマリアの司祭?) ジュリオ 神の右手ヴィンダールヴ
(あらゆる獣を扱える)

水のルビー・始祖の祈祷書はルイズ、土のルビー・始祖のオルゴール・始祖の香炉はジョゼフ、火のルビーはキュルケがそれぞれ所有。風のルビーはアンリエッタが売却?4つ目の秘宝はロマリアが所有してると見て良いか。あと、今回ティファニアとフーケの繋がりも示唆されてたので、次回以降、ティファニア達の村にフーケとワルドが来る展開もありかな?

*1:ギーシュ作の才人像を壊した時の挿絵がありました。すっかり見落としてました。