MOON PHASE 雑記

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「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第1話

魔法少女リリカルなのは」「魔法少女リリカルなのはA's」に続く、「とらいあんぐるハート3」スピンオフ企画第3弾。すでに、アニメ版だけで独自の世界観が確立されているので、原作を意識する必要は全くないですが。相変わらずガチで熱いオープニングが素晴らしい。魔法少女と言うより、魔砲軍隊化してますけど。19歳に成長しても、お約束の変身シーンは外してないようで何より。なのは・フェイト・はやての成長物語としては、前作『A's』で完結していて、今作では、スバルやティアナなど新キャラの後輩たちを見守る立場になるらしいけど、3人ともすっかり落ち着いてしまって。主人公がなのはたちである事が変わらないなら、旧メンバーと新キャラの出番のさじ加減が難しそうだ。どちらかを贔屓しすぎると、某種死の二の舞になってしまうだろうから。今回は、あくまで昇格試験なので、特にサプライズなハプニングがあるわけではなく、キャラクターの能力と設定を披露するのに特化させた感じ。魔法バトルは見応えがあって楽しめました。そして、スバルとなのはの再会。ディバインバスターで建物ぶち抜いて助けるのは、明らかに二次災害引き起こしそうなのですが、突っ込んだ方が負けですかね…?スバルがなのはに助けられた時から、今回の陸戦Bランク昇格試験までの4年間にあった出来事は、メガミマガジン連載中のコミック版で描かれてますが、スバルとティアナの性格と、息のあったコンビに成長するまでを知ることが出来るので、読んでおくと再会シーンの印象も変わると思います。あと、「サウンドステージM The StrikerS」も。

「この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜」第1話

原作プレイ済。「美少女ゲームアワード2006」大賞受賞をはじめ、雑誌やネットなど各所の人気投票で上位に食い込んだ去年の話題作を早くもTVアニメ化。そのわりに、売り上げは上位よりワンランク下なのが不思議だけど。事前情報によると、各ヒロイン2話構成で、凛奈→宮穂の順で進むらしいけど、もともと凛奈が転校してくるところから物語は始まるので、アニメ版の1話も、基本的には原作通り…のはずなんだが、まるで別の作品に感じてしまうのは、テンポの悪さゆえか。キャラ同士の掛け合いの楽しさが作品のウリの一つだと思うんだけど、アニメ版は、会話に妙な間があって、聞いていて蹴躓く感じがするのが致命的。もう少し緩急を付けてくれないと、睡眠誘発アニメになってしまうよ。作画は崩壊さえしなければ高望みはしないけど、航・雅文・隆史と、男性陣のキャラデザは違和感ありまくり。いくら何でも別人すぎだろ…。茜の声は、今回だけでは可もなく不可もなく。“わたるくんわたるくんわったるく〜ん!”を聞くまでは、評価保留で。

「神曲奏界ポリフォニカ」第1話

キネティックノベル版プレイ済&ノベル版“赤”シリーズのみ既読。オープニングの映像を見る限り、“黒”“白”“青”のキャラクターもゲスト参戦しそう。まあ、脚本担当が、原作者のみで構成されているので、そう言った意味では、キャラクターの原作との差異が生じる心配はないでしょうけど。アバンでフォロンとコーティの出会いが少し描かれてはいるものの、本編は、神曲楽士と精霊の関係や、物語世界内のルールなど、全ての説明そっちのけで進んでしまっている。最低限のキャラクター紹介すら、ほとんどされてないし。フォロンとコーティの馴れ初めなどは、何話か後で補完されるらしいが…。フォロンはバイク型単身楽団を既に所有している状態であり、ストーリーもアニメオリジナルでした。それと、「キスダム」同様、第1話を担当する予定だった作画監督が土壇場で逃亡したとか、原画スタッフが集まらないとか、不穏な情報が流れてましたが、ウワサ通り、初回から崩壊寸前の低クオリティ。エンディングのカットは全て原作の挿絵から流用だし、次回予告もかなり危ういし、ここから持ち直せるんだろうか?望み薄かなあ…。

「キスダム -ENGAGE planet-」第1話

総監督逃亡説が流れたり、総作画監督から悲鳴が聞こえたり、始まる前から伝説を築きそうな予感がしていましたが、第1話に限って言えば、良い意味で裏切られました。Bパートからは、引きの作画に、危険な兆候が見え隠れしてたけど。世界各地で突如襲いかかってきたホムンクルス変異生物に対抗するために組織されたのが錬金戦団N.I.D.F.で、その錬金の戦士パイロット候補生・哀羽シュウは、愛する流姫那由乃を助けようとして死んでしまう。深い悲しみに暮れる由乃は、シュウの胸に黒い核金死者の書』を突き刺し、そうして、シュウは人ではない何かとして蘇生することに。プロットは、まんま武装錬金だな、これ。それに、ロボットものかと思ってたら、どちらかというとオカルト要素が強いのか。『死者の書』を使ってシュウが変貌するまで一気に駈け抜けたかったためか、詰め込みすぎ感はあるものの、スピード感があるのは良かった。