MOON PHASE 雑記

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「レンタルマギカ」第2話

オープニングとエンディングの歌詞自重。あれがなければ普通に格好良いのに。まあ、あのダサさ加減は、一昔前のアニメっぽいけど。オープニングの竜はネタバレが過ぎるような気も。アニメ版のラスボスは、やっぱりフィン?でも、原作4巻までだと、みかんの家族問題や、アディとの体液交換とか見られないので、順番を入れ替えて、いつきの妖精眼の正体とフィンとの対決をラストに持っていくのが理想かも。エンディングはエロましすぎる。特に黒羽とアディが。今回は、時系列を遡って、いつきがアストラルの社長を押し付けられて、穂波とアディに出会う話。実質の1話だけど、8割以上はアニメオリジナル展開。いつきと穂波は幼なじみだけど、いつきはその事を忘れてる。いつきの目をあんな風に変えてしまったのは、自分のせいだと穂波は負い目を感じている。弱虫のクセに、自己犠牲精神の強いいつきの性格は昔と変わっていない。そんないつきを今度こそ守るために、穂波は魔法使いになって帰ってきた。アディは何かの目的を達成するための準備に余計な手出しをされたくないから、アストラルの介入を毛嫌いしている。とりあえず、この辺りだけ理解しておけば十分かな?でも、同じような穂波の過去回想シーンばかりを挟むぐらいなら、この世界に於ける魔法の位置付け、魔術結社の存在意義、協会とは何か、入札について、呪波汚染とは何か、その解除方法…等々、ストーリー上、最低限必要になる基礎知識の説明を織り込んだ方が良かったと思う。

「プリズム・アーク」第2話

レンタルマギカ同様、実質上の第1話。敵国が狙ってるお姫様がいると噂されてる騎士養成学校に、アニメオリキャラドジっ娘スパイが潜入して、入学式を引っ掻き回す話。このハヤウェイは、一体何回ループして、レベル持ち越してきたハヤウェイだ!?既にLV.99で、奥義『ナイツオブデストロイ』すら取得してると言われてもおかしくない、最初から最強設定なんだな。アニメ版はプリーシアが主人公なので、ハヤウェイの成長物語と言う側面をすっぱりと切り捨ててるのは、尺も稼げるし悪くはないと思うけど、ハヤウェイの性格が原作の面影すら残ってないほど変わってるは違和感ありまくりだ。飄々としていて馴れ馴れしい態度がちょっと鼻に付く。しかも、せっかくプリーシアが入学式に遅れてお膳立ては整ってるのに、ハヤウェイとの出会いが変わってるのは勿体ない。プリンセアとマイステルとの再会を、あえて水浴びシーンにしたのだから、今回の2人の出会いのシーンも、原作と同じ水浴びシーンにして前回と対比させた方が効果的だったはずなのになあ。1話に比べたら大張カットは少なかったものの、やたらと派手で豪華な画面作りと、エロ可愛いキャラのドタバタ劇だけでも十分楽しめた。冒頭で学校のPRビデオの撮影会をしていたキザーロフは、良い感じに暴走してて笑った。しかも、恥ずかしい格好で出演させてるのは実のm(検閲削除)。普通に、これを第1話にしておけば無難な掴みになってただろうに。だったら、前回の話の意味は何だったかと言えば、今回プリンセアとプリーシアが似てると言う会話が少しあったけど、プリンセアとプリーシアが名前だけでなく容姿も似ていて、本物のお姫様だと視聴者にも思い込ませるミスリードが目的だからねえ。黒騎士=速水奨は笑うところ?いきなり“サブルム帝国の天使の諸君!合神せよ!!”とか言い出しても許しますよ(笑)。次回の作画監督は、元祖ベルカ式作画の斉藤良成。プリーシアvsハヤウェイの動きに注目。

「キミキス pure rouge」第2話

一輝が歩けば美少女に当たる。今までのギャルゲー原作アニメのハーレム構造から脱却して、男と女・1対1の純愛群像劇にするための主人公分裂方式かと思ったら、そんなことはなかったぜ!主人公が全てのヒロインと関わった挙げ句、最後はメインヒロインとくっつくと言うありきたりな展開は飽きたとか、そもそもギャルゲーのマルチエンディングは、主人公が状況に流されてるだけで、結局誰でも良いような感じがして嫌いだから、こんな改変は歓迎などといった第1話放送後の好意的な意見が、たった1話であっさり覆されるとは。ファンの人気はともかく、建前上のメインヒロインである結美と光一の純愛を描くために、物語を動かすキーマンとなる3人目の主人公・摩央姉を除いた残りのヒロインを全て一輝に押し付けただけだったんだね。一輝が、二見さん→菜々→栗生→お嬢→明日夏ターン→うどんと、順調に取っ掛かりフラグ立てて行ってる姿に笑った。1話と変わって光一の出番が極端に減ってるし、普通に一輝がハーレム型主人公してるな。と言うか、地味子は光一の事を日記に付けてたりして両想い確定だし、ちょっと2人の背中を押してあげるだけでカップル成立するんだけど。しかし、摩央姉は、光一に摩央チェックをしながら、サックス(仮)と恋を育むんですか?…自分で書いてて何だか嫌になってきた。あのサックスはさすがにないわ。出てきた途端、吹き出してしまった。何であんな階段で演奏してるんだ?話が合わないから関わりたくないとか言いつつ、自己アピール?あれだけで、“格好良い〜!!友達になって。”とか言い出す摩央姉の軽さにも愕然としたが。ところで、2話にキスシーンがなかった気がするんだけど、前回の回想シーンもカウントに入ってる?それとも、サックス?あと、2話にして早くも作画がヘタレてきた。制作状況がヤバイという噂は本当っぽい。

「みなみけ」第2話

1話ほど凝ったカットはなかったけど、今回も高値安定。冒険しないで、無難に進んでください。AパートとBパートが、どちらも『おかしなこと』に繋がった構成は綺麗にオチが付いたな。原作通り、盛大にパンツネタで引っ張るのに、視聴者には肝心な部分は一切見えないと言う生殺し描写に全米が泣いた。いやまあ、テレビ東京の時点で端から諦めてるんで、言ってみただけですが…。見えそうで見えないギリギリ感はとても良くできてる(笑)。たまに描かれる『リアル顔』をメリハリを付けて上手く使っていきたいと監督が事前インタビューで答えてたけど、ちょっと多用しすぎな気がしないでもない。

「こはるびより」第1巻先行放送

原作既読。電撃大王電撃萌王の辺りを漂流してたメイドロボ着せ替え漫画をアニメ化。内容なんて気にしない!考えるな、感じろ!的な、ぶっちゃけ、B級エロコメ以外の何物でもないんだけど、それが良いんだ。まさに、これぞOVA!これぞR15指定!って感じにはっちゃけてるなあ。話は、原作序盤の2本と、わりと最近の1本の、併せて3本立て。ストーリーはほぼ原作通りだけど、声が付いて、喘いで、動いて、原作では無かった乳首解禁&接写乳揺れまでされてしまったら、もう原作を超えたと認めざるを得ない(笑)。「みなみけ」と言い、「こはるびより」と言い、キャベツの悪夢から解放されて、童夢はじまったな。

「ef - a tale of memories.」第2話

千尋の記憶障害カミングアウトから、目まぐるしくカットが変わって、そのままメインテーマへと雪崩れ込む演出は鳥肌モノでした。あからさまに変だなあとは思ったけど、やっぱり千尋は記憶絡みの問題だったか。小説を書いてるというのは嘘で、今日の自分を保つために必要な、過去の自分を記しているあんちょこだったのね。13時間という単位で一括りにして記憶を失うのではなく、刻一刻と古い方の記憶がこぼれ落ちていく、先入れ先出しなのだったら、解決方法は、2人が生涯側を離れず、常に一緒にある事を誓うしかなさそうですが。もしくは、毎日初々しい反応が楽しめると割り切るのもありかもしれん。忘れたくない思い出を作りすぎると、男の方は精神的に死ねそうだけど。原作がまだ未発売だから、千尋と蓮治の物語の方が素直に楽しめてるな。もう一方の物語は、みやこと景の修羅場までは、あまり集中して見る気になれない。前衛的な演出が過剰すぎて落ち着かないし。

「D.C.II〜ダ・カーポII〜」第2話

小恋は告白を受け入れて貰った前回より、むしろ、今泣いて良い。そんなわけで、前シリーズの美春の対比キャラ、美夏の当番回。学園長室の隠し階段は、美夏の保管場所に通じてただけで、特に捻りもなく。恋人になったはずなのに、早くも蔑ろにされてる小恋の待遇と、バナナフェラぐらいしか記憶に残らんなあ。どう考えても、第1話で目新しいことをしようと言う事ばかりに目がいって、その後の展開には目立った工夫が無いような感じがする。キャラの掘り下げがないまま恋人同士になってしまったし、それに対する周りのキャラの反応も淡泊なので、ラブコメならではのキャラ同士のやり取りが面白味に欠けてしまってる。恋人バレシチュとか冷やかしネタこそ醍醐味だと思うのに。