「ムシウタ」第10話

あれぇ〜？なんで、このタイミングで正体をバラしてんだ、大助は。『GARDEN』での戦闘中にバレて、死の間際に自分の過ちを悟るからこそ、切なく儚い幕引きになるはずなのに。大助と利菜のやり取りそのものは、ほぼ原作と同じにも関わらず、シチュエーションが全く違うから、おかしな事になってるよ。これが、利菜が『GARDEN』に行くのを踏みとどまる生存ルートなら、それはそれで、原作とは違うハッピーエンドが見られそうで良いと思ったけど、結局『GARDEN』に行っちゃってるし。作中でも自分自身をバカだよねと自虐してるとは言え、いくらなんでも利菜がアホの子になりすぎだ。利菜の友人2人は、なんで利菜を避けてるんだろう？虫憑きになったあさみを庇った人間には関わらない方が良いとでも思ったのか？それなら、何て薄っぺらい友情なんだ。上っ面だけの付き合いで、友達とは言い難い関係だったんだな、きっと。あと、あのマンションや近所の住民は早く通報しようぜ。激しく吹っ飛んでるのに、詩歌が戻ってくるまで騒ぎにもなってないとかどんだけ。みんみんの本名が梓って、原作4巻のネタバレを平然とやってのけるなあ。そこまでアニメ化しないなら必要性皆無じゃないか。残り2話だけど、原作者が唯一驚いたらしい最終回の展開はどうなるんだろうね？誰も恨まないはずの詩歌が黒化して、大助を巡って利菜やCとヤンデレバトルを繰り広げたら、このアニメを見直します（笑）。