MOON PHASE 雑記

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「世紀末オカルト学院」第3話

マヤと文明が別行動で、マヤの出番が少なく、安っぽいラブコメで引き延ばしただけの密度の薄い内容だったので、1・2話に比べて明らかに失速した感じがあるなあ。監督曰く、天狗の仕業でフライング流出したワリに、作画も低調だし。未来ケータイをバッドエンド回避に使ったりとか、美風の運転で青ざめていく文明とか、ねるねるねるねな擬音とか、古典的なギャグは面白かったんだけど。とりあえず、美風はほぼ間違いなく裏があるオカルト的な存在だよね?しかも、次回のサブタイトルが『文明の崩壊』だし、文明にとって良くない方向で。これで、何の仕掛けもなく純粋な女性でした、だったら逆に驚くぞ。オーソドックスに幽霊もしくは天狗そのものという可能性もあるんだろうけど、実体を持っていて車を運転したりするのも無理がありそうだから、やっぱり、定食屋の婆ちゃんが何らかの力で若返ってるか、もしくは、過去から未来にやってきたか。後者の方が面白いかな?教頭先生の髪型をだんご三兄弟に見立てると1つ欠けている暗喩、美風がおやきの由来をつい最近のように語ったり、廃坑の犠牲者を、まるで自分が目の当たりにしてきたかのように悲しんだり、そして、未来から過去に来た文明が、過去から未来に来た美風に惹かれると言う対比的な意味も持たせられるので、アパートの大家と、定食屋の婆ちゃんと、美風は三姉妹で、美風は、過去に天狗に連れ去られて異界=未来に来てしまったと考えれば、色々辻褄が合いそう。しかし、マヤを襲った怪物のシルエットだけ見ると、天狗と言うより、未確認動物モスマンだよなあ、あれ。もしモスマンだとしたら、それを言うのを恥ずかしがってるマヤは、妄想力逞しすぎだろ(笑)。次回予告の曲は、前回と同じ『BE TOGETHER』でした。どうやら、DVD毎の収録特典なので、毎回変わるわけではなく、2話分で1曲らしい。