MOON PHASE 雑記

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「ガリレイドンナ」第1話

日伊ハーフの女子中学生に裸オーバーオール、だと…!?天才現る。もうこれがガリレオの遺産で良いよ!…冗談はさておき、まあOPから本編から至る所でモチーフにしてるぐらいだから、おそらく金魚が遺産関係なんだろうなあ。オリジナル作品にも関わらず、ノイタミナ梅津泰臣監督ということで、放送前から自分は期待値高めだったわけですが、初回はストーリーの本質よりも、まずは勢い重視のノリに引き込まれて、素晴らしい掴み。初回からメカメカしさ全開だったのは、良い意味で予想を裏切ってくれた感じ。倉田脚本で、三姉妹で、過去の偉人絡みという時点で、異能力バトル物になりそうな先入観があったし(笑)。ただ、おっさんの動きとか、カメラワークとか、所々で梅津監督っぽさを感じられるものの、やはりキャラデザの違いは大きいね。そういう意味では、来年の「ウィザード・バリスターズ」の方が期待大ですが…。初回から三姉妹が拉致未遂で薄い本展開だったあたりで既に見え隠れしてるけど、梅津監督らしく、女の子たちがエロティックでバイオレンスでアクション満載な見せ場山盛りになると良いな。

「WHITE ALBUM 2」第1話

実は、余りのボリュームに『closing chapter』の途中で原作を積みゲーしてたんだけど、アニメ化が決まったことで、急いで終わらせたので、結末を見た余韻に浸ってからの鮮度が良すぎて、どうしても補正かかりまくりで見てしまうなあ。しかし、その前提ありきだとしても、掴みは良い感じ。劇伴が反則的すぎるせいも多分にあると思うけど。原作とはちょっと捻って、雪菜が春希に興味を持たせる流れはしっくりきた。角材運びイベントは面白かった(笑)。ラストの屋上シーンの演出は映えるよなあ。ただ、せっかく雪菜推しするなら、ピアノの君の正体は、もう少し分かり難くするべきだったのでは?冒頭ライブで、朋、曜子さん、千晶がちゃんといたけど、今回のアニメ化がとりあえず『introductory chapter』のみらしいので、各話濃密に描ける反面、本番である『closing chapter』以降の展開を予想して胃を痛められないのが残念だ…。まあ、タイトル「WHITE ALBUM」回収&究極の妥協大団円な雪菜ルート、悪魔と契約し全てを敵に回すかずさルート、そしてある意味ホワイトアルバムの真骨頂浮気ルート、どれを選んでも荒れるのが目に見えているので、ICだけやって続きは原作で!という割り切りもアリかもしれない。

「キルラキル」第1話

ランク付けされた制服を纏って戦うのか。なるほど、グレンラガンスタッフによる聖闘士星矢だこれ!昭和テイスト溢れるギャグセンスと勢いに引き込まれて、30分がやけに短く感じられるほど面白かった。ハレンチ制服を身に付けた主人公が、しっかり羞恥心持ってるところがポイント高いぜ。とりあえず、この勢いが2クール続くのかと、仮に続いたとして、そのテンションに自分が付いて行けるかが不安材料だわ…。

「翠星のガルガンティア」第9話

虚淵玄に「侵略!イカ娘」みたいなオリジナル作品の脚本を発注したら、出てきたのはごらんのありさまだよ!的な、ヒディアーズの謎が明かされる話。白淵なんて幻想だったんだ…。まあ、誰も信じてなかっただろうけどな!ようするに、氷河期で絶滅の危機に瀕している人類がイボルバーで宇宙に新しい場所を求め、環境に適応するために遺伝子操作を行い進化したヒディアーズ、そのまま宇宙に脱出した人類銀河同盟、地球に残った人類、それぞれに分かれ、宇宙を目指したヒディアーズと人類銀河同盟が対立して争っていたということだろうか?残されていた記録では、共生体と同化しただけで中身は人のままだったように思えるのに、それがなぜ凶暴化した化け物になってしまったんだろうね。人類銀河同盟が事実を隠匿してレドたちを戦わせていたのも酷い話だけど、こんな起源のクジライカを神聖視していたガルガンティアの人々も哀れというか滑稽というか…。チェインバーが握りつぶしたタイプのヒディアーズは、もしかして記録にあった松本の娘さん直系の子孫か何か?戦い慣れしてるレドでも、あのタイミングであれはトラウマになるわ。とはいえ、序盤で同じ人でも海賊を容赦なく殺していたので、今更ヒディアーズが元は人間という事実を知ったところで殺せなくなるのは説得力に欠ける気が。ガルガンティアでの生活がレドを変えたと言いたいのかもしれないけど、時間の経過がレドの言語力ぐらいでしか示せてないので、レドの心情変化に感情移入しにくくなってる感じ。残り話数も少ないけど、真相が明らかになってどう決着を付けるんだろう?知性があって友好的なタイプがいるにしても、はたして対話が成立するのかどうか。

「翠星のガルガンティア」第8話

船団長の急死により不可避となったガルガンティア分裂に伴う人々それぞれの別れの話。感情に流されてエイミーがメルティと一緒に離脱組になっていたら、快楽天ちゃんがヤバいところだったぜ…。レドのことよりも、ガルガンティアの今後に重みを置いて、後を託されたリジット視点を中心に描かれていたので、ちょっと冗長に感じたなあ。リジットの焦燥と葛藤にしても、完璧な人間などいない、優れた指導者とは人に頼るのが上手い人だというベタベタな結論すぎて特筆するようなものでなく。一方、ようやく地球の座標を特定できたものの、元の場所まで6000年以上かかる距離だと判明したことで、事実上、帰るのが不可能になってしまったレドは、それでも使命を全うすることを選ぶ。ヒディアーズと戦うことを選んだ理由がエイミーたちを守るためというあたり、レドが地球で変わった証拠なのに、それがエイミーたちが望んでるのは違う形なのが切ないわ。しかし、エイミーにしろ、弟君にしろ、レドに戦って欲しくないのはわかるけど、飼い慣らされた社畜軍人が使命に背いて平穏を選ぶのは極刑モノなので、ヒディアーズに対する認識が違う以上、ただ止めてと言っても無理だよね…。離脱組はヒディアーズに襲われて全滅フラグ、ガルガンティア組は再び海賊に狙われるフラグと、お互い危険な状況に置かれて、描写が散漫になりそうだけど、次回からどんな展開になるんだ?

「翠星のガルガンティア」第7話

クジライカをやり過ごす船団のシーン、某ジブリ映画で似たようなの見た気がする。郷に入っては郷に従えで、クジライカとの共存共栄の道に進むのか、兵士としての使命を全うするために、ガルガンティア船団と決別し、ヒディアーズ殲滅を選ぶのか、レドを中心に、ガルガンティア船団全体に不協和音を生じてしまう大きな分岐点となる話。レドの勘違いかと思いきや、遺伝子レベルで同一種とは。ヒディアーズは知性があるらしいけど、レドが言うとおり、文明レベルを識別して自らの脅威になりうると認めた場合に攻撃されるのか、それとも、こちらから敵対しなければ共存共栄が可能な生物で、ヒディアーズの後ろにある資源欲しさに人類銀河同盟側から戦争を仕掛けたのが真相なのか、はたして。物語が大きく動き出したのは良いんだけど、さすがに海賊の報復を恐れてレドを吊るし上げた時と展開が同じすぎてよろしくないなあ。神聖視しているのなら最初に伝えておけよと。違う宗教の慣わしを教えてないのに、教えに背いたら、なぜ相手がそれに背く行動をしたのが言い分も聞かずに一方的に糾弾してるようなものだし。エイミーですら押しつける側に回ってしまったのは残念。そして、レドに付くのがピニオンという、当初の印象からは考えられないまさかの展開。このまま冒険派と安寧派に分裂してしまうなら、次回以降レド陣営は女っ気が激減しそうだ(笑)。でも、そうなった場合、ラケージ海賊団が再登場してレド陣営に付きそうな予感。

「翠星のガルガンティア」第6話

謝肉祭とは淫肉祭だったのだ!快楽天ちゃんの淫肉がすごいことに!踊り自体は、メインヒロインらしくエイミーが突出してたけど。レドにお礼という名目で、ソロでも披露してくれたし。そして、レドは労働意欲に続いて、初めて異性を意識した模様。しかし、せっかくのエロ踊りなのに、残念作画だったなあ。最初、引きの場面は単なるモブキャラが踊ってるのと勘違いしたわ…。謝肉祭というとカーニバルのイメージが強いけど、あまりお祭りって感じがせず、踊ってるのもなぜかメッセンジャー3人娘だけなので、水商売のお店で踊り子のバイトしてるだけかと思った(笑)。引き続き、職探しに勤しむレドだったけど、チェインバーの方が重宝されて自分が役立たずと思われることに拗ねて意地を張ったりしたものの、結局、戦闘に限らず、レドとチェインバーはコンビで動いた方が効率が良いという結論に達したようだ。ベローズに誘われてサルベージの手伝いを始めたら、いきなり悪い意味で当たりを引いて、ヒディアーズらしき生物と接触。物語も折り返し地点に来て、ようやく大きな動きがありそう。光虫がナノマシンだとあっさり明かしたな。ヒディアーズっぽい生き物がクジライカだとすると、ヒディアーズに過去の(?)人類は勝利して、弱体化したヒディアーズの生き残りが、この未来の(?)地球の人々に認知されている…とか?