「Pumpkin Scissors」第3話
生意気なおっぱいと豊満なおっぱい姉妹を早々に登場させるとは、何ともサービス精神旺盛でよろしい。ここまで原作に忠実+αだと、逆に、後半にとんでもない地雷が仕込まれてるんじゃないかと勘ぐってしまうな。正規の軍人なのにホームレスやってる伍長に早く愛の手を。添い寝してた伍長を少尉が引っぱたくシーンは和む。袖を引っ張ってた原作と、腕を掴んでたアニメ版とでは、どちらが良いかと聞かれたら、袖を引っ張られる方がシチュエーション的には好みなんだけどなー。庇護欲を刺激される(笑)。伍長が崩落寸前に助けるシーンは、伍長のドアノッカーで穴を開けたら余計に崩落しそうだし、色々と無理がありすぎる気がしたが、気にしても仕方ないので、ご都合主義で上手く助かったのだと思っておこう。作画が微妙だったけど、次回は持ち直してるようだ。ようやく、仲間が伍長の正体に疑問を抱き始める話。不審に思うのが遅いよと突っ込まれそうだが、第1話は読み切りで、後で連載が決定した作品だったはずなので、多少は致し方ないところ。
「乙女はお姉さまに恋してる」第2話
悪い前評判を覆す丁寧な作りに驚く。声優変更と「D.C.S.S.」スタッフと言うイメージから、ストーリーも原作改悪されるんじゃないかと、勝手に悪評が広まってた(主に2chの関連スレや原作信者の間で。この雑記の過去ログ・投稿コメントなども参照のこと。)んだろうけど。自分はスタチャの体質に対してのみ批判しまくってましたが。この点に関しては、いくら作品の出来が良くても、受け入れ難いし。それはさておき、まりやと紫苑の百合漫才からヨダ絵化して、瑞穂が心の中でツッコミするまでの一連の流れが秀逸すぎて吹いた。女子更衣室での美少女2人にガードされて着替えってのも、テキストを読むだけと違って、描写を伴ってるので、如何に瑞穂が役得なのかを改めて認識。プールの授業をどうするのかは、生理やら体調不良やらで回避しつつ、最後は都合良すぎな反則技で切り抜けるので、刮目して待て。紫苑が瑞穂を男と見破った決め手は、歩き方だったっけ?キリン消しゴムの交換は、紫苑ルート終盤の重要な伏線で、今回のサブタイトルにも使われてるぐらいだし、紫苑エンドはガチだろうけど、暴漢から助けられてデレデレモードになる会長は外さないで欲しい。
「地獄少女 二籠」第2話
閻魔あいは、どじっ子属性持ち。一応、羞恥心もあるようだ。一期に比べると発言も増えてるし、事務的では無い部分が多少見えるので、これが、過去の確執から解放されたからだとするなら、柴田親子のしたことは全くの無駄ではなかったと言うことか。今回の依頼は、レイプされた上にトランクに詰め込まれて湖に沈められた妹の怨念と、妹が誘拐される間接的な原因となった喧嘩に対する姉の贖罪と言う2重の依頼になっていて、今までにないパターンだったので、ちょっと意表を付かれて面白かった。地獄送りにするターゲットは、漠然とした表現でも可能らしいから、前回も最初から『自分を虐めてる人』と指定すればオーケーだったんだよね…。胸の模様があるから、弥生自身は妹が死んでることと、妹を殺した犯人が地獄送りにされたことは分かってるはずだけど、それを知ってて尚、妹捜しを続けなければならない精神的苦痛は計り知れないな。地獄組も、依頼に至るまでの事前調査はしても、アフターケアはしない(出来ない)ようで。第二期は地獄組の活躍が増えるらしく、今回は一目連がわら人形になったり、一目連に関わる回想が挿入されたり。地獄組の能コントはやり過ぎだ(笑)。後味の悪い話なのに笑ってしまうと複雑な気持ちになるな。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」第2話
良かった。1話で示された方向性からどうなるかと思ったけど、心配するだけ野暮だったようだ。スザクの立ち位置が、あからさまに反テロを唱えながらアメリカの戦争に荷担してる日本なんだけど、二人の主人公の役割がハッキリして、物語にも勢いが付いてきたので、反米メッセージも気にならないぐらいに、俄然面白くなってきた。ルルーシュは、1話で思った通り、頭脳戦に特化して、しかも自分の復讐にのみ執着し、そのためには周りをタダの駒として利用する事すら厭わないダークヒーローなわけね。一方のスザクはありがちな偽善者キャラとしてルルーシュの影に隠れてしまいそうだが、そこはランスロット操縦者としての凄腕でカバー。命令違反で一度は殺された人間が、操縦者に選ばれる展開は些か強引だが、何か深い理由があるんだろうか?ルルーシュがメカの操縦自体は大したことがないという設定も新鮮だし、バランスが上手く取れてる。腐女子向けかと思えば、水着で電話するシーンを入れたり、色々と抜かりないな(笑)。1話で銃殺されたC.C.はあのまま放置なの?生死に関わらずと言っていたので、肉体的な死はあまり意味のない存在なのかもしれないけど、今後もルルーシュの頭の中だけにいる精神体だったりするなら、それはそれでショックだ。
「幕末機関説 いろはにほへと」第2話
いきなり敵が人外の剣技を使ってきたので面食らった(笑)。超技を使えるのは、てっきり主人公の特権だと思ったのに。今回は、赫乃丈一座の仇討ちに加勢した形だったので、殺陣自体の見せ方は面白かったけど、爽快感は今一つだったなあ。2話目にして早くも赫乃丈一座の仇討ちは完遂してしまったようだが、次回以降、赫乃丈一座と主人公との繋がりはどうなるんだろう?主人公の目的や思考が謎なので、もどかしい。赫乃丈一座の仇討ちには黒幕がいて、それが主人公の目的と一致する展開か?オープニングの意味深なラストカットも気になるな。