MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」第4話

2クールとはいえ、少しのんびりし過ぎじゃないか?新人4人をメインに据えて、これからの成長の下地を固めてるのはわかるんだけど、特訓をだらだら見せるより、人間関係を重点的に描いてくれた方が良かったと思う。エリオとキャロの本来の隊長がフェイトだとか、4人がすっかり馴れ合ってる様子とか、必要なのは結果より理由と過程なんだよなあ。ただでさえ、なのは、フェイト、はやての3人が、前作から10年間で築いてきたものが断片的に設定語りされるだけで、組織内での仲間同士の繋がりが希薄だから、今回のはやてとカリムの邂逅も、ふーん、そうだったの?程度で終わってしまうし。力が偏らないように、同じ部隊内に高ランクの魔導師が複数所属できない制限に対する抜け穴がリミッターによるランク落としで、発動承認されないと本来の力すら発揮できないと言う設定は、全力全開でガチンコ魔法バトルしてたからこそ面白かった部分を根刮ぎ刈り取られるようで盛り下がるなあ。すっかり組織に組み込まれてる辛気くさい作品になってるような。なのはの態度からして、納得はしてないけど仕方なく受け入れてる感じ?新人4人の見せ場を作るためと、絶体絶命のピンチをSランク以上の魔導師が揃って形勢逆転に持ち込むための意図があるんだろうけど。作画が微妙だったので、せっかくのシャワーシーンが…。次回は、ようやく実践か。でも、あのメカ相手だと特訓とさほど変わらないから、熱くなれるかどうか。