MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「天元突破グレンラガン」第9話

オープニングからカミナ退場&ニア追加。サブタイトルロゴなどのフォントもニアバージョンに変更。キャラの線の描き方や全体的な雰囲気も違ってる。ウワサ通り70年代風アニメから80年代風アニメに変わったのか?カミナを失ったシモンとヨーコがどう変わるのか注目だったが、ヨーコは表には出さず影で泣いて後悔を糧にするタイプ。一方のシモンは、ウジウジ凹む無気力状態になるのかと思いきや、自分を責めて周りを拒絶して孤独になって、仇討ちという名目は結局独り善がりで空回りして自爆する一番厄介なタイプになってしまっていた。その精神的な危うさは、そのままラガンにも伝って暴走。光るゲロはまるで某巨匠監督の演出のようだ(笑)。グレンのパイロットはロシウで決まりなの?キタンはカミナに似たタイプなだけに、逆にシモンとはそりが合わなそうだけど。ラガンの暴走で落ちた谷は…獣人墓地?出来損ないが廃棄されてる場所?そこでシモンはニアと運命的な出会いをするわけですが、ニアが閉じこめられてたコンテナの鍵がラガンのコアドリルだったのが意味深。牙もない尻尾もない、そして、人間を見たことがないのか?と言う質問に対して、“お父様だけ”と言うニアの答えからして、螺旋王とニアは元々人間だったのではないかと推測できる。ココ爺とニアが身につけてる布のマークが同じなのも伏線だろうなあ。なぜ生まれてきたのかと言う娘の問いかけで心を閉ざし、友情を知らない螺旋王は、かつて友達に裏切られて人間全てに絶望したか何かですかね?獣人を作ったのが螺旋王なら、カミナを獣人化して復活させる技術は十分ありそう。最後、攻めてきた四天王の2人目・流麗のアディーネに、自分の身分を明かして“私を誰と心得ますか”と両手を広げるニアの姿を見て、シモンにとっても大グレン団にとっても、本当にカミナの変わりに物語を引っ張っていく大事な存在になるんだと確信したよ。