MOON PHASE 雑記

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「天元突破グレンラガン」第18話

生体コンピューターとして蘇生されたロージェノムと、シモンの前に姿を現した黒ニアの口から語られた、この世界の謎。ロージェノムは、かつて他の宇宙でアンチスパイラルと戦いを繰り広げた螺旋族の勇者で、ニアは偶然選ばれたアンチスパイラルのメッセンジャー。螺旋族の力を恐れているアンチスパイラルは、常に宇宙の螺旋族を監視していて、ターゲットの一つである地球の人口が100万人を越えた時、滅亡プログラム=月落としが発動される。謎を引っ張らず、黒ニアによる実況放送で、人類全てが同時に真実を知ってしまったのは良かったと思う。真実を知ってる奴や知らない奴が入り乱れるより、仲間も敵も知識として同じ舞台に立っていた方が、イライラせずに話が進みやすいし。ロージェノムがしていたことは、ほぼ前回予想した通りでしたな。ニアの生い立ちは、今回の説明を受けてもまだハッキリしないけど。しかし、カミナとシモンがあれだけ戦って成し遂げたことの全否定は辛すぎる。ニアにしても、記憶を無くしたわけじゃなさそうだしなあ。ギミーとダリーでさえ、シモンを考え方が古いと切り捨てる態度を取ったのには泣ける。たった7年で、文明の進化とともに、ここまで変わってしまうものなのか…。民衆の暴動を抑えるための手段として、シモンを逮捕したロシウの選択は、政治家としては間違いではない。でも、本当にシモンを潰すだけなら、さすがに見限るね。しかし、ヨーコが去り、ニアが敵に回り、キヨウは産後、キノンはロシウの腰巾着でキャラ変わりすぎ…と、ヒロイン格のキャラが激減したのは痛い。ダリーとキヤルもロシウ側に付いてしまったら、どうしたもんか。